秘密基地づくり。手を動かす大切さ。
長男「僕、看板つくるからパパは基地を作って!」
就寝前に長男が見切り発車で基地づくりを始めたので、
とりあえず私も横で滑り台を作ることに。
この時点で完成イメージはまったくない。
ただ長男が滑っても壊れないように丈夫なものを作ろう。
結局、長男を寝かしつけてから夜なべしして滑り台を完成させた。
翌朝、見つけるなりキャッキャ遊ぶ兄弟。作ってよかった。
長男は幼稚園へ、次男はしばらく遊んでからお昼寝。
時間ができたので基地部分にとりかかる。
とりあえず段ボールを手にとると、アイディアが浮かんできた。
滑り台のカタチをいかして新幹線にしよう。
新幹線風に壁をつけていると、屋根をつけるにはけっこうな高さを出さないと滑り台がすべりにくくなってしまうことに気づく。
じゃあ隣を屋根付きの部屋にしよう。
そういえば、長男の看板をどこにつけよう。とりあえず門を作ってそこに飾るか。
どこかにトンネルがあると面白いよなあ。
門にトンネルをつけてみると、カタチがなんか機関車っぽい。
新幹線と機関車が並んでいると面白いなあ。
でもけっこうな大きさになってしまう。部屋のどこにおこう・・・。
移動や片付けをしやすいようにバラバラにできる構造にするか。
だったら新幹線と機関車を縦にも連結できると面白いかも。
なんて具合に手を動かしていると、自然とアイディアは浮かんくる。
まさに佐宗邦威さんに教えてもらったデザイン思考の秘訣そのもの。
まず手を動かす大切さよ!
帰ってくるなり、遊びはじめる長男。
長男が帰ってくるまでにある程度、形にできてよかった。
あとは長男のアイディアで一緒に進化させていこう。
とりあえず、遊ぶ。
はじめは兄弟でアスレチックとして激しく。
その後は中で寝られるようにと長男がクッションを並べはじめた。
すると、長男が一生懸命に並べたクッションを次男が取り出して次々に滑り台から滑らせる。
怒る長男。
しかしここで閃く。
クッションが円形であったことから、いつの間にかピザとなって、
ピザのデリバリー店を兄弟で営業しはじめた。
滑り台を滑らせてピザを提供するので、
お客さんとのソーシャルディスタンスもばっちり!
作り始める前はまったく浮かんでいなかったアイディアがカタチとなり、
遊びはじめる前には思いもしなかった時代にあったピザ屋となる。
会社をやめたため、サポートは非常にありがたいです!未来を創る子どもたちの教育活動に使わせていただきます。