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田口ランディさんからの学び。童謡『ぞうさん』をビジュアライゼーションする。

今回は、田口ランディさんに教えていただいたお話。

まど・みちおさんをご存じでしょうか?

まどさんはご自身のことを『ふしぎがり』と言っていました。

ここに子どもたちがまどさんの作品を大好きな理由があります。

動揺『ぞうさん』も鼻の長さをふしぎがってましたよね。

ここからクリエイティブライティングだけでなく、人生で大切にしたいことを学びました。

まず『ぞうさん』の1番の歌詞。

ぞうさん
ぞうさん
おはなが ながいのね
そうよ
かあさんも ながいのよ

誰と誰の会話だと思いますか?

頭に映像を思い浮かべてみてください。

(以降は誰と誰が会話しているか思い浮かべてから読んでくださいね)



ランディさんに聞かれるまで、私はこんなことを考えたことがありませんでした。ただなんとなく『動物園のぞう』と『その前にいる親子』を思い浮かべていました。

ところがビジュアライゼーションしてみると

ぞうさん
ぞうさん
おはなが ながいのね

これは子どもですよね。

ぞうが鼻が長いことに感動するのは、初めて見る子どもに違いありません。


そうよ
かあさんも ながいのよ

おお!子どものぞうだ!

子どもはぞうと会話できちゃうんですよ。

そして、こどものぞうが、鼻が長いことをちょっと自慢している感じがなんかいいですよね。


続いて2番の歌詞。

ぞうさん
ぞうさん
だあれが すきなの
あのね
かあさんが すきなのよ

もちろん会話の続きなので、人間とぞうの子ども同士の会話です。

鼻の違いはあるけれど、お母さんが好きなことは人間もぞうも一緒。


「かあさんがすき」と答えるであろう確信をもって人間の子どもが質問し、

「かあさんがすき」と子どものぞうが素直に答える。

もう想像するだけで微笑んでしまう!

伝わるなあ。

大人になると『意味』を求めがちですが、そのときの感動や気持ちや記憶を素直に描写する大切さ(ビジュアライゼーション大事!)をこの詩を通してランディーさんから学びました。

そして、まどさんのこの感覚を死ぬまでもっていたいと思いました。


※田口ランディさんからクリエイティブライティングを学びたいというかたは、ペケレもしくはエッセンシャルマネジメントスクールにて学べます。




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