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あそび de リハビリ ①  ~1歳児、2週間の入院生活~

コロナの感染が一気に広がる中、保育園ではRSが猛威をふるい
私の周りでも悪化して入院を余儀なくされているお子さんがたくさんです。。。

みなさんのご家族は、健康で夏を楽しんでいらっしゃいますか?
実は先月、風邪をこじらせた1歳1か月の次女がひどい肺炎になってしまい、
結果的に2週間の入院をすることになりました。
その後もRSに感染、入退院や通院が1か月以上続く生活となりました。

次女にとっても初めて、
そして私たち家族にとっても出産以外での入院は初めて、
本当にたくさんのことを感じ、学ばせてもらいました。

少しずつこちらでシェアをしていければと思うのですが、
今日は、まずはじめに、                       入院中のベットでできる
超簡単な1歳~1歳半向けの遊び
をご紹介します。

いろんな学びの中で、まず入院中のあそびをお伝えしたいと思った理由。

それは、
簡単なおもちゃを出してあげた瞬間、
取り上げるようにおもちゃを手にして、
夢中になって遊び始めた娘の目を見たからです。
それまですっかり失っていた彼女の目の輝きが
一瞬にして戻ったのをはっきりと感じたからです。

「病院だから、病気だから、仕方ない。」
「退院したら、遊ぼうね。今日は仕方ないから、あきらめよう。」

口にこそしなかったけど、心のどこかでそう思っていた自分がいます。
我が子の体調を心配する気持ちや、長い看病で疲れた自分の気持ちのせいで、
「楽しむ」という選択肢を自分でなくしてしまっていたような気がします。

赤ちゃんは毎日、本当にいろんな刺激をうけながら、
その刺激を体験して、研究して、その体験そのものを楽しみ、
そこから生み出されるパワーを源に、脳や体を成長させていきます。

ベットの中でも、毎日少しずつ変化を与えてあげるだけで全然違うんです。
どんなに苦しい一日でも、一瞬でも1秒でも「楽しい」を生み出してあげてください。

正直入院中、ただ一緒にいるだけで、苦しむ娘の力になってあげられず
なんて非力なのだろう、、、って思う瞬間がありました。
でも、我が子を笑顔にするのも、この子の楽しいを生み出すのも、    ママの専門分野。
「楽しい」瞬間を増やせば、きっと回復が早まるはずです!


で、いろいろ試行錯誤を繰り返しましたが、
一番簡単で、手っ取り早かったおもちゃは、、、

シールはがし でした。                                

え?それ? って思われるかもしれませんが、
一番費用対効果がよかったのが、これでした。

どんなものでもいいのですが、
私は100均で売っているこの丸いカラーシールを使いました。
このシールをベットの柵にはるだけです。

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ポイントは、シールのはじっこを折って、
とるための”つまみ”を作ること。

1歳児がはがしやすいようにです。
お子さんの月齢易度を調整してあげてくださいね。

まだ横たわることしかできないなら、低い位置に。
立ち上げることができるお子さんであれば、高い位置に。
お子さんが手を伸ばして届くか届かないかくらいの位置がベスト。

(あれ? あそこについてるのなんだろう?)
(あれ、さわれるかな・・・・とれるかな・・・・)
(あと、もうちょっと・・・)
(とれたーーーー!)

なんて思いながら、シールに集中してくれる瞬間があれば最高です。
少なくともその瞬間は、「辛い」「しんどい」気持ちから解放してあげられます😊


うちの子は、肺炎を患っていたのですが、
体力が戻ってきてからは、肺をうごかせるように
かなり高い位置にシールをはるようにしました。

手を一生懸命上にのばすことで、体側を伸ばし肺をうごかすことができるのです。
名付けて、、、あそび de リハビリ

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ちなみに、この遊び、リハビリ専門の先生にもお褒めいただきました♪
もちろんお子様の症状によりますので、
看護士さんなどと相談の上、試してみてくださいね。


入院中の子供たちが、少しでも笑顔になる楽しい瞬間を過ごせますように。
そして、すべての子供たちが健康で健やかな明日を過ごせますように。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。



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