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経済社会評論集

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「1億層中流社会」日本から世界でワースト4の「貧困格差大国」に転落してしまった原因を解き明かし、どのようにしたらこのような現状から脱出できるのか、その展望とアイデアを論じています。
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2020年1月の記事一覧

経済のしくみと政府の財政ーくらす、はたらく、経済のはなし<第4巻>

 第4巻目は、家計・政府・企業という3つの経済の歯車について。  経済を動かしている3つ…

山田博文
4年前
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くらす、はたらく、経済のはなし 第3巻 会社のなりたちとはたらくルール

3巻目は会社のなりたちや労働者のはたらくルールです。 株式会社のはじまりから、企業合併、…

山田博文
4年前
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第2巻「銀行の誕生と株式のしくみ」

『くらす、はたらく、経済のはなし』(大月書店)」の2巻目は、銀行、株式会社、証券会社が成…

山田博文
4年前
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新著のご紹介:絵本『くらす、はたらく、経済のはなし 全5巻』(大月書店 2019年 9月…

『第1巻 経済とお金のはじまり』  小中高校生向けに、わかりやすく、イラスト(赤池佳江子さ…

山田博文
4年前
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問われる日米中銀の独立性-安倍政権と一体の日銀

 米国の中央銀行である連邦準備制度理事会(FRB)にトランプ大統領が利下げの圧力をかける…

山田博文
4年前
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アベノミクスが積み上げた負の遺産

 第2次安倍政権の経済政策(アベノミクス)が始動してから、6年目に入りました。この間、ア…

山田博文
4年前
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4. 痛みを伴う「改革」とはー不良債権処理の国際比較ー

はじめに  株価や地価の下落傾向が続いています。不況も深刻さを増してきました。すると、マスメディアに登場するのは、税金などの公的資金を使ってでも、さっさと金融機関の不良債権を処理しよう、といった論調です。  この10年来続いてきたこうした論調に欠落しているのは、そうした政策の帰結やいかん、つまり国民や消費者の利益はどうなるのかについての具体的な回答が用意されているとはいないことです。  仮に市場原理や民営化の徹底を主張するなら、困ったときの税金依存や日銀依存といったルール違反

3. 平成大不況と経済再生のプログラム

はじめに  周知のように、バブル経済が崩壊したのは、もう10年も前のことです。それ以後、日…

山田博文
4年前

2. グローバル資本主義の果てになにが見えるか ~不安定化する経済と問われる日本の…

20世紀末の問いかけ  国境を越えて自由に移動する巨大マネーが各国経済をかく乱し、ときには…

山田博文
4年前
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1.  初夢・どうなる21世紀の経済社会

 久しぶりに初夢を見たようだ。忘れないうちに書き留めておくことにしよう。  21世紀の最初…

山田博文
4年前
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