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【Day12】30-Day Song Challenge

今日もお仕事が過酷でした。いや全然たいした作業じゃないのですが、ずっと立ってないといけないんです。自粛期間ですっかり足腰が弱ってしまったので、立っているだけでものすごいダメージを負ってしまいますね...。すっかり貧弱になったような、もともとそうだった気もするような。

とりあえず明日からまた在宅生活なので、ひたすら足腰を休めていきたいと思います。

ファミレスで記事書いてるんですが、となりのおじさんのスメルが強烈でしんどいです。臭いってわけではないんですが強烈。ファブリーズぶっかけてやりたい。


Day12
プレティーン(9歳~12歳)の頃の曲


今日のお題はこちら。

この頃って、親が聞いてた音楽しか聴いてなかった気がしますね。だって他に聞けるCDなんてなかったし。私の場合はミスチルでしたね。おかげでシフクノオト~HOMEくらいまでの曲は全部空で歌えるかもしれないです。

今ではめっきり聞かなくなってしまいましたが、シャッフル再生中に突然流れてくるとやっぱええなあ~ってなります。あの現象いいですよね。

ということで、順当に行けばミスチルを挙げるのですが、よくよく考えたら12歳の時に人生の転機とも言える曲と出会っていたことを思い出しました。

「出会った」と言うよりは、「出会ってしまった」と言うべきなのかもしれませんが...。ともあれ、私の人生を変えた一曲がこちらです。



もってけ!セーラーふく
(泉こなた(平野綾)、柊かがみ(加藤英美里)、柊つかさ(福原香織)、高良みゆき(遠藤綾))


ストリーミングで見つからなかったので、代わりにみんな大好き変態ベーシストが男装してた時代の動画貼っておきます。


私の人生を変えた一曲でアッちょっと引かないで...。

2000年代アニメの傑作として名高い(?)「らき☆すた」のOPテーマとなった曲です。界隈では超有名な作曲家:神前暁と、これまた界隈では超有名な作詞家:畑亜貴によって生み出され、深夜アニメのOP曲にも関わらず、週間オリコンチャートで2位という尋常でない記録を残したことでも有名。

カウントダウンTVどころか、ミュージックステーションのCDランキングにまで登場してしまい、まだまだアニメオタクへの風当たりが強かった当時、全国のお茶の間はことごこくエターナルフォースブリザードしたというお話もあったりなかったり。

さて、なぜ私はプレティーン時代にこの曲と出会ってしまったのか?

答えは簡単、


テレビで らき☆すた やってたからです。


もうちょっと細かく話しましょう。当時小学生だったある日の帰り道、一緒に帰っていたクラスメイトのとある男子が、分かれ道で唐突にこう言いました。

「らき☆すた って知ってる?」と......。

当時アニメなんて金色のガッシュとポケモンくらいしか知らなかった私、当然らき☆すたなんて知るはずがありません。ところが、混乱しながらも懸命に「なにそれ?」と精一杯の返答をしようとする私を待つことなく、彼は畳みかけてきます。

「日曜の夜中にやってるアニメなんだけどさ、見てみてよ。面白いから。それじゃ。」

それだけ言うと彼は去っていき、ひとり残された私の頭上では「?」がひたすら旋回していました。

そしてその週の日曜日、言われたからには見てみなければなるまいという謎の使命感に支配されていた私は、眠い目をこすりながら深夜のリビングに一人で佇んでいたのでした。

そして運命の深夜2時、それは、始まりました。

「さぁ、始まるザマスよ」
「いくでガンス」
「フンガ~」
「まともに始めなさいよ!」

そして画面の中で盛大にダンスを始めるセーラーふく姿の女の子たち...

私、軽くパニック。ぶっちゃけアニメの内容なんてロクに覚えていません。30分間、何も分からずに、ただ画面を眺めていただけだったと思います。

あとになって知るのですが、このらき☆すたというアニメには、他アニメのパロディやオタクあるあるネタが多量に盛り込まれており、当時のオタク文化についての予備知識がないと何が何だか分からないまま終わってしまうという(恐ろしい)作品だったのです。そりゃわけわかんないでしょう。この時の私の状況は、例えるならホラー映画を見たことのない人間が、いきなり「フレディ vs ジェイソン」を見せられるようなものなのです。

とはいえ、このフレディvs...じゃなくてらき☆すたが、オタクの世界への入り口となったことは間違いありません。当時のテレビで報じられていたバイアスのかかった「アニオタ」は見ていて気持ちの良いものではありませんでしたし、実際萌アニメなんて...と少なからず蔑視していたと思います。しかし、典型的な萌アニメであるはずの本作を、私は一切の拒否感を示さずに見ることができてしまったのです。

今なら思います。この出会いは必然だったのだと。

そして週明け。「らき☆すた」見たよ報告を例の彼に済ませた私は、それから勧められるがままに「涼宮ハルヒの憂鬱」、「灼眼のシャナ」、「ひぐらしのなく頃に」といった当時有名だったアニメを手あたり次第に見漁り、気付けばもう戻れないところまで来てしまいました。

しかし後悔はしていません。...そんなには。

オタクとして過ごす青春時代はなんだかんだで楽しいものでしたし、オタクになっていなければ、僕の青春はきっと、もっと惨めなものになっていたでしょう。

さて、今日はこんなところで、人生を変えたアニメ「らき☆すた」のお話でした。またこんど。



...曲の話全然してねえな。まあいいか。

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