見出し画像

オープニングスタッフという働き方〜前編〜

正社員でもアルバイトでも、新しい仕事をするのは勇気が要りますよね。苦労して職探し、ドキドキの面接、晴れて採用になるも先輩ガチャにはずれた時の徒労感。

HSP(繊細さん)にとって、すでに大量消費したHPも残りわずか。初日から言い方のキツイ先輩。形だけの置き物上司。

入社早々、高熱が出て欠勤。次の日なんとか出勤した時にはもう居場所がない。というエピソードを私自身はループしてきました。

優しい先輩もいたけど…

もちろんそんなブラックな会社ばかりではなかったし、丁寧に仕事を教えてくれる優しい先輩や理解のある上司に恵まれたことも多かったのですが、

なんせ「人に気を遣ってしまう」「人に恐怖心警戒心を抱いてしまう」ような性格ですから、恵まれた環境ですら誰よりもHPの擦り減り速度が速いのです。

こんなことで音を上げているようじゃダメだ!頑張らなきゃ!と頭では思うも、翌朝身体が起き上がらず出社できない。自分の本当の心の声を無視したって身体は正直です。

ある意味「諦める」ことが必要

そして私は諦めました。この「諦める」というのは働くことや生きることを諦めるという意味ではなく、私という個性を自分で見つめ直し、見極めてみたのです。

どういう環境が自分にとって辛いのか、人とは比べず、常識根性論は組み込まず、純粋に「私」の性質を分析しました。自分の説明書を作るつもりで。

直感とか、がむしゃらに頑張るんだ!という心意気だけではどうにもならないことをようやく理解し、冷静に考察していったのです。

\後編へつづく/



サポートしていただけると嬉しいです。とても励みになります。