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<1/18~1/22 来週の日経平均の動き>

●上昇相場の転換点

今週もマーケットは大きく動きました。

日経平均は5日連続陽線で、大幅上昇となり、一時は28000円を超えてからの上昇は早く、一気に29000円手前まで上昇しました。

このまま行けば30000円まであっという間に見えてきそうな勢いでしたが、転換点となったのは、15日の前場にバイデン次期大統領の演説でした。

追加経済対策に事前に期待が集まっており注目されていましたが、給付金の額は追加で新たに2000ドルではなく、合計で2000ドルであったりと、サプライズはなく期待よりもやや失望となる結果になったため、大きく売られました。

ここまで雇用統計の悪化や悪材料にもすべてプラスに反応していたマーケットでしたが、少し冷静に戻ってきたのか、ようやく正常な動きに戻ってきたのかもしれません。

金利も上昇し、株も商品もビットコインもすべてが上昇しだすというバブルの最後に見られる光景ですが、これがどこまで続くかは予測することができません。

行きつくところまで行ってようやくあの時がバブルだったと気づくのですが、最後の局面では誰もが上昇することに慣れてしまっているため、この華やかな宴が終わるまではなかなか気づくことができません。

まだ金融緩和は継続するから本当のバブルの終着地点はまだ先にあるのかもしれませんが、それも半年、1年先のことは誰にもわかりません。

今の時点で言えることは昨年から続いてきた大きな上昇トレンドが一旦変わってきたということです。

これが調整となって押し目となりその先に更なる上昇となるのか、あるいは天井となって2番底へ向かうのか、それはこれからの動きを見ながら考えていくしかありません。

それもどちらか一つに決めるのではなく、分岐点が出てきますのでそのときにどちらに進んだらこうなる、という想定をしながら少しずつ可能性を探っていくことになります。

3年後、10年後の株価はどうなるかと予測して長期投資するやり方もあるかもしれませんが、今のようなアップダウンの激しい相場でじっとホールドしているのもなかなかできることではありません。

まずは、手の届くところで相場の流れについていくことに集中していきたいと思います。

さて、今日の動きを見るといろいろと、チャート、テクニカル、大口の手口、各指標に特徴的な動きが出ています。

来週は中期的なトレンドが変わる大きな変化日があります。

今週末の動きがそれを先回りしたかのような動きになっていたので、今のところ本来の流れに沿って動いていると思われます。

もし、その流れに沿って動くとすれば、来週からの相場はかなり大きく荒れそうです。

とくにNYダウにその動きが顕著に出てくるでしょう。

何が原因となるかはわかりませんが、それが起きる前に、株価とチャートがその変化を示します。

今週末にじっくり分析してメルマガと記事を更新していきます。


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