<7/20~7/22 来週の日経平均の動き>

長いレンジ相場

今週は一旦落ち着いたと思った東京のコロナ感染者数が一気に増えて16日に286人、17日に293人と最高人数を更新しています。

その他の県でも確実に感染が拡大しているのは明らかですが、緊急事態宣言を再度出すことはなく、解除後の状態と何も変わらない生活が続いています。

それどころかこのタイミングで、Go to トラベル で補助金を出そうとしており、あちこちから叩かれています。

このままでは5月のGWを売り上げが9割以上落ち込んだ観光業がもたないため、何とかしないといけないのはわかりますが、タイミングが悪すぎますね。

後から東京は対象外とし、さらには、高齢者と若者の団体や、飲酒が伴うものも対象外と、なってきているため、該当するのはいったい誰になるのか?そもそもよくわからない施策になってきました。

これ以上経済を止めるわけにはいかないので、自粛したり行動を控えるように要請するだけで、経済を優先させる方に国としてはもっていきたいようですが、やはりまだ感染に対する恐怖が払しょくされていないので、難しいでしょう。

風邪やインフルエンザのようにそのうち感染者数も気にならなくなってくるのかもしれませんが、株価の方は当日の感染者数が発表される昼くらいの時間帯から急に下げ始めており、少なからず影響が出てきています。

今週末に出る感染者数がさらに増加するのか、大きく減少するのかで週明け月曜日の寄り付きが変わってきそうです。

そんな日経平均ですが、今週は週明けから大きくギャップアップして、これまで続いていた長いレンジ22300円~22700円を上に突き抜けてきました。

そのまま上昇しついに23000円を超えるところまでありましたが、その後は失速し、再びレンジの中に戻ってきてしまいました。

これを見る限りレンジ上抜け騙しとなった可能性があるため、上目線は後退した感じになりますが、まだ、レンジ内の動きなのではっきりと方向性はわかりません。

変化日は8月2週目にあり、20400円あたりになるので、調整する流れの中には入っていますが、確実にレンジを抜けるところを確認するまでは動く必要はないでしょう。

まだ上にも下にも騙しのような動きをして投資家心理を揺さぶってくるかもしれません。

大口はそのくらい投資家が考えることや心理状態を逆手にとってだましを入れてくるので、しっかりとトレンドが出るまでは安易にポジションは取りすぎないようにしましょう。今週の上限レンジブレイク騙しがよい例です。

変化日までまだ日柄があるので、もう一度強そうな騙し上げを入れてきたり、高値でもみ合いを続けて上に行きそうな動きを見せてから変化日直前に急落するような動きも十分考えられ、個人的にはそのような動きを想定しています。

レンジで動いている限りは、ブレイク方向が騙しとなり上でも下でもやられることになるので、見ているだけでも十分です。

本当にトレンドが出たときが一番おいしいところなので、それまでに体力を消耗してしまわないようにレンジの動きではじっくりと休んでおきましょう。

そのトレンドが出るときは、需給や大口の手口など、何かしらの初動が出るので、それを逃さないように日々見ています。

何か変化が出たときはTwitterなどでも発信していきたいと思います。

それでは、コロナに気を付けて良い週末をお過ごしください。

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