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[日記]今日の気づき+これからしたいコト

今日は「秋」をテーマにしたイラストを描きました。

無断転載禁止でオナシャス♡

オリキャラちゃん達にフル出演してもらって、可愛くて賑やかなイラストが出来たと思います。服装も皆いつもとちょっと違うし、各作品クロスオーバーなキャラ絵になって描いてて楽しかった!描いてる最中、絵の中から沢山の会話が聞こえてきて胸が躍っちゃったよ。可愛いなーほんと。だいすき。

でもかなり時間かかったなー。どれくらい時間がかかったかというと、西尾維新原作のアニメ「終物語」を全部見終わるくらい時間が掛かりました。いやわかるか~い!!!!!

まあ大体昨日と今日まる2日くらい。私にしてはかなり時間が掛かってしまった方だ。いつもなら3時間か4時間で終わるんだけど、暑さや人数の多さで結構手間取ってしまったね。やれやれ。

作業中に「終物語」を全部見終わって、アニメもまだ「続・終物語」やら色々あるにしろ、ある程度アニメにも区切りはついた。

では、次は何をしよう?何がしたい?何をしてみたい?
そう色々自分に問うてみた。

そして、答えは出た。
アニメを見終わって私の中で何をしたいかがハッキリした。
私も「物語に区切りを付けたい」と思ったのだ。

「物語に区切りをつける」と言っても、もう既に「Cn:Rageig」は完結しているし、現在は他の新しい物語を作っているわけではない。ならばどういう事なのかというと、私は過去の作品に対して改めて「終わり」を告げなければいけないのだ。

過去の作品といえば、私が最近よく日記に書いて、昨日スタンプも出した「驚飆のガデン」。あれについての悔いを最近よく綴っている。すすっている。引きずっている。ズルズルと未練がましく。

何故、私がそれほどまでにこの作品に「執着」するのか。何故ここまでに後悔を募らせているのか。もちろんそれは、いつも通りの物語の詰めの甘さなどもある。設定を活かしきれなかった、面白く出来なかった事もある。焦りすぎた事もある。
だが、最も後悔している事があった事に私は気付いた。

それは、「驚飆ガデン」という作品の終わりを「他者に委ねた」事だ。

白状すると、私は驚飆のガデンのオチを他人に決めてもらってしまったのだ。「オチが思いつかない」と漏らし、その頃近しかった他者に終わりを委ねた。終わりを決めてもらった。オチを付けてもらったのだ。

私はそのオチを鵜呑みにして、物語にピリオドを打った。

最初こそ、それで私は満足していた。最後の文章を気に入ってすらいる。だが、日が経つにつれて「あれで本当に良かったのかな」と思うようになった。

私、本当はガデンはハッピーエンドにしたかった。嵐と三代木が一緒に暮らすような生温いエンディングを作りたかった。でも躊躇った。その当時、私はとても「面白い物を作らなくてはいけない」とか「他人に愛想を尽かされたくない」とかばかり考えていたから。強迫観念に囚われていたから。

その結果私は嵐を失ったし、三代木の寂しい背中を見つめる事になった。
それがすごく、悲しかったんだ。

ハピエン厨と言われるほどではないけれど、少なくとも嵐と三代木にはずっと一緒にいて欲しかった。だってギャグ小説のつもりだったし、「これからも一緒に皆のお悩みを解決していこうぜ!イエー!」みたいなクソバカ甘ったるいエンディングを夢見てたんだ。

でもそうしなかったのはやっぱり「一癖くらいスパイスで切ない感じに終わらせた方が他人から見て面白く感じるだろう」という傲慢さや自負があったから。もう完全に中弛みしきった小説の最後くらい一刺しくれてやるって気持ちで切ないエンディングにしたけど、私はそれで納得しきった訳じゃなかった。

自分が納得しきってない事に蓋をして、物語を終わりにした。結局、中途半端に他人に言わせるだけ言わせて、それからとやかく言われるのが嫌になって無茶苦茶な事を書いて、最終的に最後は散々言われた他人に物語を終わらせるようにお願いした結果、私は不完全燃焼な作品を作ってしまったんだ。

いや、他人のせいにする気はない。これは、ちゃんと「自分で自分の考えにオチをつける」事を放棄した私の罪だ。私っていつもそうだ。自分で考えるべき事を考えずに他人に尋ねてしまう。聞かなくたって分かる事を、もう答えが決まっているはずの事をわざわざ他人に聞く。尋ねて「お伺いを立てる」のだ。「これで私は正解ですか」と、他人に求めるのだ。

そんな事をしているうちに、私は私の愛したキャラクター達を不幸にしてしまった。「正解」かどうか、じゃなくて「それで私が幸福になるのか」「それでキャラクターが幸福になるのか」について私は考えるべきだったのに。それが、今は悔しいんだ。

だから、改めて私は私の愛したキャラクター達の為に「終わり」を作る。これぞまさに「終物語」だ。まあ、西尾維新ほど考え抜かれた物語を作れる気なんてしないけれども。

今度は、私が幸せになる為に物語を作る。「ミツカイウタイテ」や「Cn:Rageig」は、私が幸せになる為に作った。だから多少のミスも愛せる。愛していける。

でも「驚飆のガデン」は違う。私が焦って、他人に終わりを押し付けてしまった。すべきではない事をしてしまった。沢山の後悔と焦りの詰まってしまった作品だ。私は、彼らを幸せにしたい。もう二度と同じ物語は描けないけれど。

だけど、もう一度私は「驚飆のガデン」の「終わり」を、私の為に私らしくやり直したいのだ。改めて、物語に区切りを付けたい。

「本編をもう一度読めば気持ちが浄化される」と思っていたけれど、違った。私は、もう一度「終わり」を作らなければならない。自分の望んだ結末を描かなくてはならない。「終物語」を始めていくのだ。

ここでいちいち西尾維新を出すのは、ライバル視しているからというよりは、私の気持ちを「終わらせる方法」やヒントを間接的に教えてくれた事への感謝だからだ。

もし私の気持ちの良い「終わり」が作れたら、一応ネットに上げていくつもりでいる。完全に自己満足の象徴みたいな作品が出来るが、これも私の乗り越えなければいけないハードルだと思うから、大事にしていきたい経験だ。

というわけで、新作の予定も出来たから今日はこの辺にしておこう。2500字も書いたのに読んでくれた君に感謝。僕と拍手。

ではまた次回の日記で。

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