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富士山の湧水とドイツの技術で作られた「御殿場高原ビール」【静岡県御殿場市】

毎回しりとり形式で様々な街やその場所の名物を紹介しています。

今回は前回ご紹介した「鳥取県米子市」からのしりとりで、「静岡県御殿場市」とその名物をご紹介します。


静岡県御殿場市とは?

御殿場市は静岡県の東部に位置する街で、富士山周辺や箱根への観光の拠点になっています。

人口は約8.6万人ほど。

富士山の麓に街が広がっており、すぐ目の前にいつでも富士山を見ることができます。

御殿場市の1番の魅力はこの富士山の絶景であり、市内外の方が共通して感じられています。

引用: https://www.instagram.com/p/CcMdCith8nA/?igshid=YmMyMTA2M2Y=



日本最大のアウトレット『御殿場プレミアム・アウトレット』

御殿場市のもう1つの魅力は国内最大の規模をもつアウトレットモール『御殿場プレミアム・アウトレット』です。

店舗数は全体でおよそ290店舗あり、国内外の様々なブランドの店舗が立ち並んでいます。

構内はウエストゾーン(正面口)、イーストゾーン、ヒルサイドの3つのエリアに分かれ、それぞれ橋で繋がっているので行き来も可能。

各エリアを取り囲むように駐車場も完備されており、混雑時には臨時駐車場からのシャトルバスも運行されます。

引用: https://www.instagram.com/p/CJdKy0YB_HX/?igshid=YmMyMTA2M2Y=



水道からミネラルウォーター!?

御殿場市の水道水はそのまま飲める美味しい水として知られています。

水道水に使われる地下水は、富士山の地下水が使われています。

この地下水は富士山に降った雨や雪が地下に染み込みながら濾過や浄化をされ、ミネラルを含んだ水になっています。

1985年に当時の厚労省が行政や研究者などの意見を元に全国の水道水を調査し、「おいしい水」の要件となる数値を複数定めています。

御殿場市の水道水はこの要件を全て満たしており、名実ともにおいしい水となっています。

厚生労働省(当時厚生省)では、行政や研究者などの専門家の意見を参考に全国の水道水を調べて、「おいしい水」の要件を数値化しています。御殿場市の水道は「おいしい水」の要件を十分満たしています。

蒸発残留物(30~200mg/リットル) 御殿場市(96~180mg/リットル)
水に含まれるカルシウム等のミネラル分や有機物の量を表します。
ミネラル分は味に影響を与え、多く含む場合も極端に少ない場合も味をまずくします。ほどよく含まれると水の味がまろやかになります。

硬度(10~100mg/リットル) 御殿場市(40~94mg/リットル)
水に含まれるミネラルの主成分であるカルシウムやマグネシウムの含有量をあらわし、ほどよく含まれると水の味をまろやかにします。
硬度が低すぎる水は淡泊でコクのない味がします。一方、硬度が高い水は、石鹸の泡立ちが悪くなります。

遊離炭酸(3~30mg/リットル) 御殿場市(2mg/リットル以下)
水に溶解した炭酸ガスの量を表します。

残留塩素(0.4mg/リットル以下) 御殿場市(0.3mg/リットル以下)
水にカルキ臭を与え、濃度が高いと水の味をまずくする。

水温(20度以下) 御殿場市(計測値 16〜17℃)
水温が高くなると、あまりおいしくないと感じられる。冷やすことによりおいしく飲める。

過マンガン酸カリウム(3mg/リットル以下) 御殿場市(0.5mg/リットル未満)※
多いと渋みを付け多量に含むと塩素の消費量に影響して水の味を損なう。

臭気度(3以下) 御殿場市(1未満)※
水源の状況により、さまざまなにおいがつくと不快な味がする。
※管理20項目より
引用:御殿場市の水道  https://www.city.gotemba.lg.jp/suido



御殿場高原時之栖

御殿場市の有名なスポットとして、御殿場高原時之栖(ごてんばこうげんときのすみか)があります。

敷地内にはホテル、レストラン、温泉施設、美術館、サッカー場、ビール醸造所などがあり、毎年夏と冬にはイルミネーションもされています。

テントやコテージのある宿泊施設もあり、遊具のある公園やアクアリウムもあるため、ご家族での日帰りや泊まりでのお出かけに適したスポットです。

もちろん敷地内から富士山を眺めることもできます。

引用: https://www.instagram.com/p/CTwdhZCBX0e/?igshid=YmMyMTA2M2Y=

引用: https://www.instagram.com/p/CcxKyX6ByfB/?igshid=YmMyMTA2M2Y=


御殿場高原時之栖さんのHPはこちらから




美味しい水で作られる御殿場高原ビール

御殿場高原時之栖内にあるビール醸造所『御殿場高原ビール』では、富士山の湧水を利用した美味しいビールが造られています。

ビールの原料の1つとなる水に富士山の伏流水を使用し、日本最大級のパブ・ブルワリーで年間400キロリットルも醸造されています。

ビールの本番ドイツから招いたブラウマイスターからビール造りを学び、その教えを守り続けています。

御殿場高原ビールは、御殿場高原時之栖以外にも市内の飲食店やスーパーなどでも購入が可能です。

ドイツには地域ごとで愛されるビールがあるように、御殿場高原ビールはこの地で愛されるビールになっています。

メニューはピルス、シュバルツ、ヴァイツェンといった人気ラインナップのほか、御殿場のコシヒカリを使用した御殿場コシヒカリラガーもあります。



御殿場高原ビールさんのHPはこちらから

富士山の伏流水で作られたビールをぜひ味わってみてください。


いかがでしたでしょうか。
今回は御殿場市と、その名物についてご紹介させていただきました。
ですがまだまだ紹介しきれていない観光スポットやグルメなどたくさんあります。
ぜひ調べてみたり御殿場市に足を運んだりしてみてください。

次回は御殿場市からのしりとりで、「ば」から始まる街とその名物をご紹介します。

ここまで読んで頂きありがとうございました。

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