20年後の「ごめんね」

先日カウンセリングを受けました。

心療内科へ行ったわけではなく、「心屋カウンセラー」のゆうなさんにお願いしました。

隣町に住む、最近カウンセラーとして歩み始めた友人です。

ゆうなさんのカウンセリングを受けるのは今回が二回目でした。

今回相談したのは元職場の上司との人間関係について。

1年前に職場の上司とトラブルが発生し、退職。その後和解したものの、その時のことがずっと引っかかっていて今でも苦しんでおり、少しでもいい方向に向かえばと思い、カウンセリングを受けました。

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まずは一通り話を聞いてもらう。

その後は、心屋カウンセリングの特徴として、「今苦しんでいることは過去の自分の体験(苦しかったこと、傷)が原因である」という考えを元に、過去にあったことを聞き出してくれ、解決の糸口を探していきます。

話をしていくうちに「Aちゃんとの思い出」をふと思い出し、ゆうなさんにお話ししました。

「Aちゃんとの思い出」を説明すると

・中学生の頃、Aちゃんと私は仲が良くたまに2人で遊んでいた。

・ある時「Aちゃんはレズビアンではないか」という噂がたった。

・私はその噂を聞いてどうしていいかわからず、Aちゃんへの態度を硬直させてしまった。

・Aちゃんは私に対してレズビアンではない旨を具体的な例を交えて説明してくれたが、私は一度変えた態度をうまく元に戻すことができず…。

・(勉強は部活が忙しいこともあいまって)Aちゃんと2人で遊ぶことはなくなった。

・その後、Aちゃんとは同じ高校へ進学。道や学校で会えばふつうに挨拶し合う仲だったが、私はずっとAちゃんに対して申し訳ないと思っていた。

・最後に会ったのは今から9年前、共通の友人の結婚式にて。Aちゃんはすでに結婚・妊娠しており、普通に会話した。

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話を聞き終えてゆうなさんは「これを声に出してみて」といくつか言葉を私に提示しました。

一つ目は「Aちゃんごめんね」

私はこの言葉を聞き、言おうとしたとき、涙があふれて止まらなくなりました。

ずっと言いたかったけど言えなかったこと。

中学生のAちゃんをどんなにか私が傷つけただろう。

Aちゃんの痛みと、Aちゃんへの申し訳なさがこみあげてきて泣きました。

泣きながらようやく言葉を口にしました。

そのあとも3つほど言葉をゆうなさんに提示してもらい、言っていくうちにだんだん落ち着いていきました。

その後、「ワーク」ということをしました。

具体的な説明は長くなるので省きますが、その「ワーク」を経て、Aちゃんのことを(34歳の今の私として)客観的に見ることができました。

「Aちゃんは多分、このときのことは今はもう気にしていないだろう」と思えました。

ゆうなさんからは

「中学生の頃のこぱさん自身も、一生懸命生きていた。その時一生懸命生きた結果やったことだから、認めてあげよう」と言ってもらえました。

20年を経て、ずっとわだかまっていたことを初めて人に話し、Aちゃんに対しても~直接ではないけれど~ようやく「ごめんね」が言えました。

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このAちゃんの件は、今私が抱えている問題につながっている部分がありました。

「人と向き合うのが怖くて、避けてしまう」

Aちゃんに対して、噂を聞いた時点で硬直した態度をとってしまったのも問題だったけれど、その後Aちゃんと話をする機会があったときに、ちゃんと向き合って話をできなかった。

素直に「ごめん」と言えなかった。

「人と向き合うのが怖くて、避けてしまう」は自分でもずっと自覚のあることでした。

今回、Aちゃんの件をゆうなさんに話して、聞いてもらえたことで自分の課題が見えたし、どうしたらよいのかということも見えてきました。

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ゆうなさんはこんなことも言ってくれました。

「人の気持ちはその人に聞いてみないとわからないんだよ」と。

「だから思ったことを伝えよう。」

「本当のことを伝える方が、伝えずに逃げるより全然相手にとって良いんだよ」と。

冒頭の『今抱えている問題』にしても、私は相手に対して「本当の気持ち」を伝えていませんでした。

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最後に、問題を少しでも良くしていくためにどうしようかということをゆうなさんと話し合い、宿題をもらいました。

「相手に対し、本当の気持ちと、自分はどういう付き合い方をのぞんでいるかを伝えよう」というものです。

まだ宿題、できていませんが、カウンセリングの時の気持ちを忘れないうちにやろうと思います。

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今、好きな人がいて、その人と永く関係性を育てていけるようになりたいと思っています。

そのためにも、大切な人に対して

「本音を伝える」

「今まで「つらい」と思ってきて逃げてしまっていたシーンも、目をそむけない、逃げない」

そんなコミュニケーションを取れるようになりたい。

それもあって、今私自身が抱えている人間関係の問題からも、逃げずに受け入れていこうと思いました。

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ゆうなさんのカウンセリング、とてもお勧めです。

カウンセラーとしての技術も素晴らしいですが、ゆうなさん自身がとても誠実で優しい、人間味のある人だなと感じています。

「Aちゃんごめんね」を泣いて言えなかったときに、ゆうなさんも一緒に泣いてくれました。

ゆうなさんほんとうにありがとう。

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首都圏出身、高知県在住。日々の生活で感じた気持ちをnoteに書き留めたいと思います。
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