クラウド的生活
エンジニア稼業をやっていると、正確に作業量を見積もることは困難だと感じることが多い。ある程度まで作ってみないと当初の設計がうまく機能するのか把握できないし、仕様を変えたほうが好ましいと途中で気づくケースもある。ソフトウェア開発のあるある話である。
同じように、必要なサーバーの台数や帯域なども事前に予測するのは困難なことが多い。AWSやAzureのようなクラウドがメジャーになっているのは、そのような課題に「使った分だけ課金」という従量課金で答え、バチコーンとハマったからである。
そして...
何年もクラウドを使ってると、すっかり従量課金の考えに慣れてしまい日常もそれでいきたいと感じるようになった。
現在、僕の家には洗濯機がない。洗濯というサービスは近くのコインランドリーで享受すればよいのだ。洗濯機と乾燥機を回した分だけ課金。わざわざ洗濯機を買うとなると、選ぶのも設置するのも干すのも捨てるのもくっそめんどくさいのだ。
同じく、冷蔵庫もない。すべてコンビニ及び自動販売機というサービスに委託しているイメージだ。自炊はまったくしないので、コンビニでOKだし、冷えた水はマンション下の自販で調達している。これも使った分だけ従量課金。
シャワーもド近所にジムがあるため、それでも問題ないのだが、さすがに部屋についてるので普通に使っている。
さらに設備以外も
アイロンも持ちたくないし、アイロンがけもしたくないので、頻繁にクリーニングに出す。労力を外注している感覚である。悲しいがな、クリーニングに出しすぎると衣類は痛みやすいらしく、寿命は短めである。
欠点
こんな感じなので、引っ越すときも最優先はコンビニとコインランドリーとジムが極めて近所にあることである。物件選びは苦労するハメになる。
個人的には非常にすんなり腑に落ちており、キタコレなのではと感じているのだが、上記の思想・実態を話すと引かれることが多い。おかしいな。
どんなもんでしょうか
ある意味、シティボーイな気がしています(錯覚かなあ)。クラウド的生活が未来だと思うんだけどな。
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