「感謝を好み、恩を嫌う現代人」 〜『生くる』より
珠玉の言葉もいいけれど、ザラザラとした突き刺さるフレーズもまた、刺激あふれる「言葉のごちそう」です。
先日、執行草舟 氏の『生くる』を読みました。
(「生きる」ではなく「生くる」)
実業家、著述家、歌人である執行草舟氏が、節ごとにテーマを立てて、「学」とは何か、「真実」とは何かなどを語っていく骨太の一冊。1ページ1ページ読み進むのにとてもエネルギーを要する、そんな本でした。
似非民主主義を疑え本書内で、執行氏が繰り返し語るのは「似非(えせ)民主主義」という言葉です。現代