育児はタネまき
みなさん、こんにちは。
コウノミホです。
もうダメ・・・と思うくらい暑い日々が続いたと思ったら、急に涼しくなってきました。
一方でゲリラ雷雨・集中豪雨・・・都心でも驚くような雨に見舞われることも。
子供の頃、シンガポールに引っ越してすぐの頃、道の半分が大雨で、半分が晴れているような天気にびっくりしたものです。
しかし、最近は日本でもそのようなことがありますね。
もう、日本も夏は熱帯に近い気候になったということなのでしょうか。
自分にできることはなんなのか。
考えなければと思う、今日この頃です。
言語による「情報」流通量
私は以前から、子どもたちに
「英語は絶対にやって。
インターネット上の情報に、日本語の情報は何%あると思う?
たった3%なんだって。英語が25%以上。
日本語しか出来ない人は通用しなくなるから、必ず使えるようになって」
と伝えてきました。
先日、また同じことを次女に言ったところ、
「はいはい、分かったよ。
クラスの帰国子女の子はみんな、iPadのデフォルトの設定、英語だもん。
英語の方が得意っていう理由もあるかもしれないけれど、英語のサイトの方がすぐ必要な情報が見つかるってさ」
と言われてしまいました。
中学生から、情報格差が始まってしまっているのですね。
翻訳ソフトなども進化するとは思いますが、やはり、
「英語は当然喋れなければならない」
時代がやってくると私は考えています。
自分自身も、最低限は喋れるように、ゆるりとですが英語の勉強を再開しています。
少なくとも中学英語くらいは自然に使いこなせるように、娘をペースメーカーに勉強をしていくつもりです。
耳にタコな親の話
情報面での英語の重要性は理解してもらえたようなので、我が子に英語の必要性を伝える教育は次の段階に入りました。
最近の「耳にタコな親の話」は、日本の人口減少についてです。
私たちの世代は、日本人の同級生が全国に200万人くらいいました。
でも、子どもたちの世代は100万人くらいしかいません。
そして悪いことに、出生数は減り続けており、改善の見込みはありません。
これから、日本は高齢者が増えて、全体の人口も減っていきます。
もうこの動きは止められません。
人通りの多い場所にお店を出せる
このような環境下で、日本だけで仕事を得て食べていくのは、困難なことです。
そのことを、我が家では、近隣で人気のショッピングモールを使って説明しています。
「ショッピングモールは、土日は人で溢れているけれど、平日はガラガラじゃない?お客さんの数が全く違うよね」
「土日にあのショッピングモールでお店を出すのなら、何とかやっていけそうだよね。でも、平日だけお店を出すことを想像したら、儲からなくて潰れそうじゃない?」
「英語が出来るということは『人通りの多い場所にお店を出せる』ということ。
何を置いても、英語は必ず習得しておかなければいけないよ」
今届かなくても、心の片隅に引っ掛かればいい
子どもたちは、
「はいはい〜(またお母さんのお説教)」
と、適当に聞いています。
果たして彼女たちの耳には届いているのでしょうか?
今はほぼ聞き流しているでしょうね。
それでも、心の片隅に引っ掛かればいい・・・
そう思って、一応言い続ける私です。
私自身、母親の
「これからの時代、女性は何か資格を取った方がいい」
という言葉をはいはいと聞き流しながらも、資格を取りましたから。
育児はタネまき
最近、「育児はタネまき」ではないかと思うようになりました。
発芽するのか?
この土地に合う植物なのか?
分からなくても、とにかくタネをまくことは大事。
育児歴が16年を超えたくらいから、急に
「まいたことを忘れた頃に、思いがけず発芽する」
タネが増えてきたように思います。
「収穫」はこれから
私は、仕事をセーブして育児にパワーを注ぐ選択をしてきたのですが、
「育児は、仕事よりも発芽までの時間が長い」
ことを感じることが急激に増えています。
これから、楽しみな「収穫の時期」を迎えるのだろうなと、ワクワクしています。
もちろん、さっさと発芽して、さっさと収穫の時期を迎える「仕事」も頑張っていきます!
そうすれば、育児と仕事、同時に収穫できて、これからの何年かは、私の黄金期となりそうですから・笑
皆さん、仕事でも、どうぞよろしくお願いします。
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