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大切なあの人を笑顔に(119)

こんにちは、紺野うみです。

今日あなたは、大切な人の笑顔を見ることができましたか?


人を幸せにするということ

あなたも自分の大切な誰かのことを、「幸せにしてあげたい」と思ったことがあるのではないでしょうか。

人はそうやってイメージをしているとき、とても大きなものを思いうかべて「幸せ」について考えているような気がします。

たとえば「君を絶対幸せにするよ!」という言葉は、プロポーズでお馴染みかもしれませんが、その「幸せ」の詳細は人それぞれです。

「一生、あらゆる苦痛も苦労もないように、自分が守ってあげたい」くらいのことは考えるかもしれません。

でも、本当は最初から、そんな大きなことを目指さなくてもいいのではないか……と言う気がするんです。

この世で生きる人生の中で、どんな哀しみも痛みも完璧に消し去ることなど、できません。

むしろ、その繰り返しの中で希望を見出しながら、未来を信じて学んでゆくことが、私たちの生きる意味でもあると思うからです。

それならば、私たちがお互いに目指すべき幸せは「もっとささやかなこと」の中にあると言えるのではないでしょうか?


あの人を笑顔にする

一日に、たった一度だっていいんです。

大切なあの人を、笑顔にしてあげられる瞬間を作れたとしたら、それはもう立派な「一つ幸せ」のピース。

人はみんな、その「幸せのかけら」が日々の中に散りばめられていて、その存在にきちんと気が付くことさえできれば、がんばって生きてゆけるものです。

人の心は、とっても繊細だけれど、本当は強い。

全部がハッピーな人生でなかったとしても、本来はどんなに小さな「幸せ」だって、見つけ出して生きてゆくことができる生き物なのだと思います。

あなたの大切な人は、どんな時に笑顔になるでしょうか?

美味しいものを食べたとき?
あなたがおもしろい冗談を言ったとき?
素敵なものを見つけたとき?
あなたがご機嫌で過ごせているとき?

それぞれの人が持っている答えを、近しい人同士はお互いに、ある程度知っておくといいんですよね。

そして、幸せのかけらをお互いにプレゼントし合うことができたなら……。

一緒に同じ時代に生まれ、縁あって出会い、共に時間を過ごす意味は十二分に得られているということ。


思いやりの姿

私はね、誰もがお互いに相手の小さな幸せを、いかにして作り出すかについて本気で考えるようになったら……それが「思いやり」の姿なんじゃないかなって思うんです。

そして、お互いを大切にし合える関係性であるなら、その「相手の幸せに本気になることそのもの」や、「相手の幸せに本気になれる自分」というのが、自分にとっての幸せにもなっているはず。

世の中のやさしさやあたたかさは、そうやって「人と人」の間に生まれていくもの。

人は自分のことだけを考えていても、多分本当の意味では「幸せ」を掴めないんだと思います。

幸せは誰かとの関わりの中で、愛情を育むことによって、きっと大きくなるものだから。

小さな幸せを積み重ねて、大きなものを育てたいものですよね。

今日も明日も明後日も、大切なひとの近くで笑いながら……。


紺野うみ

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