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2019年の振り返り

早いもので2019年の最終営業日となりました。今年を振り返ってみたいと思います。写真は先日の忘年会の様子です。年末は忙しいので11月にみんなでランチ忘年会を行いました。

とにかく人が増えた

税理士業務(顧問業)の難しいところは、お客様が増えてから採用するのか、採用してからお客様を増やすのかというところです。理想は前者なのですが、採用活動のスタートから研修、実務に出るまでのリードタイムを考えるとなかなか難しいです。

お客様が順調に増えているため、後者のパターンで動いていきました。本年は19名の採用を行い、21名から40名へとほぼ倍の人数になりました。採用人数についてはほぼ計画通りに実施できてよかったなと思っています。

税理士事務所経験者、税理士、公認会計士、国税OG、デザイナー、高校の同級生と多様な人材に入社頂きました。私よりも経験が長い方も多く、勉强させてもらってます。手前味噌で恐縮ですが、優秀な人材が集まってきていると感じています。

Twitterにも書いたのですが、人材が増え、様々な知見を活かしながらサービス提供できるようになったのは強みだと思っています。税務が強い人、財務が強い人、営業が強い人、それぞれの強みを活かしていきたいと思っています。

また採用もどこかでアクセル踏むつもりなので、ご興味ある方はとりあえずお声がけください(宣伝)。

相続・承継支援部の立ち上げ

社員税理士の小山と資産税系の経験者を中心に今年の2月から相続・承継支援部という専門部署が立ち上がりました。相続税や事業承継の仕事のみを取り扱う部署になります。資産税関連の仕事は、通常の法人顧問業とは毛色がかなり違い、非常に専門性が高い業務です。片手間でやると事故ってしまうリスクがあるので、こちらを専門的に対応できるというの非常に強みだと思っています。

社内的にも資産税絡みの論点が出てきたら、すぐに相続・承継支援部のメンバーに照会できるようになって非常に安心感が高まりました。流行りの言葉でいうと心理的安全性が高まりました。資産税がメインでない税理士事務所さん向けに、相続・承継支援部が相談にのるサービスもありますので、お困りの際にはお声がけください(宣伝)。

新規部門の立ち上げということで、ゼロイチはしんどかったですが、年度後半に入って急速に立ち上がってきているように感じます。私も援護射撃できるように、冬休みは資産税の知識を大量インプット予定です。来年爆発できるように頑張ります。

業務フローが固まってきた

昨年の10月に経営統合するまでは、10名ちょっとの事務所だったので業務フローに属人的な要素がそこそこありました。統合以後、「将来100人になっても業務が回る仕組みにしよう」という掛け声の元、業務フロー整備に取り組んで来ました。まだまだ改善の余地はありますが、効率性・正確性ともに高まっているのではないかと思っています。

面白いことに、注目している他事務所さんも同時期に近いことに取り組んでいることがあります。時代なんでしょうね。

直接お会いしたことないのですが、同じ福岡の伊藤先生もうちとかなり近しい取り組みをしていました。非常にいい資料です。同業の方は是非ご覧ください。記帳代行ビジネスを継続する予定の事務所さんはこれくらいやらないと今後厳しいでしょうね。前のnoteでも書きましたが、会計事務所はまずは産業化を目指さなければなりません。

まだまだ道半ばなのでここは来年も頑張ります。

来年に向けて

今年は人数が倍になるという過程の中で、内部的な対応に多くの時間を割いてきました。落ち着きつつあるので、権限委譲をさらに進めていきたいと思っています。

権限委譲をすすめる為に引継書を作ってたら、12,000字overの長文になってしまいました。委譲される方は読むの大変だと思いますが笑、考えていることや方針を言語化するのは非常に大切だなと改めて感じました。思いが伝わっていないことについて勝手にイライラするのではなく、ちゃんと伝えていかないといけないなと改めて感じてます。

イライラといえば、↑の辻さんのインタビュー動画最高なので是非みてください。柏木さんの「なんのために怒っているの?」という言葉が胸にグサグサささる経営者は多いのではないでしょうか。イライラしてもしょうがないので、サウナかジムに行って発散しましょう。

来年は権限移譲をすすめ、時間を作り、中長期の方針や新サービスづくりに時間を割けるようにしていきたいと思っています。今年はバタバタ作った事業計画も、来年はしっかりと腰を据えて作っていきたいと思っています。

上記のじげんさんの計画書の話を見ると、うちはまだまだ場当たり的だなと反省します。

「鍬を持って耕しながら夢を見る人になろう」という言葉が好きです。足元を固めていくことは当然大事で、スタートアップには死活問題です。ただ、設立初年度だった今年はそこに時間も意識も取られすぎて、目線が下がっていたように感じます。夢がなければ長期的な成長はありませんし、うちで働いてくれる仲間たちに明るい未来を見せることができません。来年はちゃんと夢を見て、夢を見せられるようになりたいと思っています。

おわりに

社内外の皆様、今年も大変お世話になりました。関わって頂いた全ての皆様に感謝いたします。新年になったら軽減税率がなくなってることをお祈りして、年末のご挨拶と替えさせていただきます。









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