ワクワクした人生を送るための基礎能力

幸せな人生を送るため、生産性を上げるため、収入を上げるため、今自分は何を学ぶべきか、どんな能力を高めるべきかとても悩むと思います。

最近ONE PIECEを読んでいるのですが、主人公のルフィのように若い頃から明確に死ぬまでにやりたい大きな目標が決まっていれば、そのために必要な能力も定まるし、自然と必要な仲間が集まってきます。

ところが、普通は簡単に自分のビジョンや目標、やりたいことなんて決まりません。いろいろ経験してみたり、いろんな人の話を聞いてみたり、自分のことを理解したりして、少しずつ自分の方向性が定まってくるのです。

方向性が定まっていない状態で専門的な知識や技術を学ぶと、方向性が変わったときにせっかく努力して学んだことがすべて無駄になるリスクがあります。

私は以前、簿記やファイナンシャルプランニング(以下、FP)の資格、Webデザインを学びましたが、今はそれらの資格や技術を扱う仕事を目指していません。

Webデザインで学んだデザインの基礎は資料作成など他の分野にも応用できていそうですが、簿記やFPは勉強したことを何も覚えていないので正直学ぶためにかけたお金と時間は無駄になっていると思います。
方向性にあってない専門性高い知識や技術は、使わなければいずれ忘れて定着しないので、使う予定がなければ学んでも意味がありません。

しかし、自分の思い通りの人生を生きるために絶対に必要な能力はあり、自分のやりたいことが決まっている人も決まっていない人も、その能力を高めるために使ったコストは決して無駄になることがありません。

専門的な知識や技術は足りなければ他の人に助けてもらったりして補えばいいですが、人生に必要な基礎能力はどれが欠けていても生産性が落ちるし、幸せに生きるのがむずかしくなります。

まずは、自分の思い通りの人生を生きる上で絶対に必要な能力は何か知ることから。私が考えるワクワクした人生を送るための基礎能力を洗い出してみました。

健康

やりたいことに夢中になっているとおろそかになりがちですが、何を目指す人であれ、人が生きる上で欠かせないのは健康です。

当たり前ですが改めて意識してみてください。
他の何が優れていても、お金がいくらあっても、病気になったりケガをしたら、やりたいことをやることが困難になったり、諦めなければいけなくなったり、行動の幅が狭くなったりします。
最悪命を落とせば終わってしまうでしょう。

健康のことを考えることがおろそかになってしまうのは、不健康になった場合の影響はわかっていても、やはり今の自分が健康だと、不健康になることが想像しにくいからだと思います。

私も健康なので気持ちはよく分かりますが、不健康になった場合のリスク、可能性、具体的に何をすればいいかなどを学んだり考えたりして実践することは、いつまでもワクワクしながら生きるために絶対的に必要です。

食事・運動・睡眠、どれが抜けていても不健康になるリスクは高くなると思います。一つずつ自分にできることから見直していきましょう。

コミュニケーション力

日々誰もが痛感していると思いますが、コミュニケーション力がなければ仕事も日常生活も何も楽しめません。

一人で何でも出来る人でも一人で出来ることはどうしても限界があります。
何でも2人以上で取り組んだ方が生産性が高くなったり、いろんな気づきや考えが集まることで画期的なアイディアが生まれたり、単純に一人よりも楽しかったり、一人ではできなかったことや生まれなかったことが複数人集まると達成できます。

しかし、コミュニケーション力がなければ自分と関わりたいと思ってくれる人は自然に減り、周りから人はどんどん離れていきます。
生産性も楽しさも減っていくのです。考えるだけで恐ろしいですよね。

とはいえコミュニケーション力を具体的に高める方法って難しいと思うのですが、コミュニケーション力を高めることは必要、どのようにすれば高まるのかについて日々意識を置いて生きることはとても大切です。

傾聴力

コミュニケーション力のうちのひとつですが、特に重要なのは傾聴力。

どれだけ話し上手でも、聞く力がない、人の話を聞くことに意識が向けない人は相手の考えていることや求めていること、気持ちが理解できないのでどうしても好かれないですし、人の話を聞けない人とは仕事などチームで取り組む活動を進めるのは難しいです。

周りの人と上手く付き合う上で大切なのは上辺だけのテクニックで話し上手になるよりも、まず相手の表情や話すことに真剣になることです。

メンタル

メンタルの強さとは何を言われても何が起きても動じないこと。

周りの刺激にいちいち影響を受けて、怒ったり泣いたり感情を取り乱していたり、モチベーションが下がって行動しなくなってしまうようなメンタルでは、気分によって生産性が変わってしまいます。

他の人が言ったことや周りで起きたことに対して反射的に怒りや悲しみを感じることは仕方ないですが、その結果どのような表情をするか、どのような態度や行動をとるかは私たちで選ぶことができます。

自分のメンタルをコントロールできるようになることで、人生の生産性を高めることができますし、自分の思い通りに生きることが簡単になります。

共感力

今目の前の相手が何を感じているのか、その相手に対してどのような行動をとるのが適切なのかを考えて動くことができる人とは一緒に生きていきたい、一緒に働きたいと思えますよね。

共感力がない人は無意識に目の前の相手に対して傷つけることを言ったり、空気が読めずに周りから反感を買ってしまい、自分の行動の問題に気づけないままだと同じことを繰り返してしまいます。

人それぞれ経験や価値観が違うので、完璧に相手の心を読んで常に適切な行動をとるのはほぼ不可能です。
それができなくても、相手の気持ちを知りたいという気持ちだけでも伝わればそれだけでも周りの反応は変わります。

文章力

ライターなど文字を書く仕事をしていない人でも文章力は生きる上でとても重要です。

LINEやメールなどで連絡をとる時も、相手にとって必要な情報は何かを察知した上で分かりやすい言葉を選んだり文章の構成を組み立てられなければ、相手に何も伝わらず不快な思いをさせたり、上手く伝わらなかったことが原因でトラブルに発展することもあります。

自分の感情も、なぜ楽しかったのか、なぜ怒ったのか、なぜ悲しかったのか、言葉で適切に言語化して分かりやすく表現できなければ誰にも理解できません。

SNSが普及して誰もが当たり前のように自分の情報を発信する時代になりましたが、Twitter、Instagram、Facebookやこのnoteも、文章力がなければ何が言いたいのかがまったく伝わらないため、相手に何も感じ取ってもらうことができません。

最近自分自身実感が持てていますが、文章で自分の考えを整理することで人と話すときも自分の考えを適切に論理的に伝えることができるようになっています。言語化する力や文章を分かりやすく組み立てる力は、そのまま話す能力にも直結するのです。

抽象的な感覚を具体的な言語に置き換える力、目の前の相手にとって必要な情報を選んだ上で分かりやすい言葉や表現、構成を考える力。
文章力は自分を正しく表現したり、相手に適切に伝えるために必要です。

人生の基礎能力を把握し、育てていく

他にもいろいろあると思いますが、中でも重要な要素を上げました。

今特にやりたいことがない人でも、人生の基礎能力を高める時間は決して無駄にはなりません。
まずは、人生の軸となる基礎能力は何か洗い出すこと、そしてその能力を高めるためには何をすればいいか考え行動を習慣化する。
そうしていけば自ずと自分の思い通りに生きられてワクワクできる人生になると思います。

やりたいことがある人もない人も、どんな能力を高めると自分の人生が向上するかについて一度考えてみてください。

参考

人生の基礎能力を把握しても、何をすればいいか分からなければ行動に移せないですよね。
ヒントとなりそうなリンクをご紹介します。

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ひとえすとらん〜大切な人を守るレシピ〜

コミュニケーションを学ぶ　メンタリストDaigoの心理分析してみた！
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Daigoの本と内容が重複していたりもしますが、本を読むのが苦手な方には動画で学ぶのがおすすめです。

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