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スムージー「ひと夏のキャロット」のキャンペーンにしてやられる!

今まで一回も飲んだことなかったのに、その存在すら知らなかったのに、気づけばいつのまにか今夏出会ったスムージーの伝道師になっていた。

きっかけはこのツイート。

DMを送ると送料負担のみでスムージーひと夏のキャロットが1ケース送られてくるというもの。(8/17に終了済み)

なんかパッケージ可愛いし、気になる・・・と思った私は早速DMを送った。でもまてどくらせど、返信はない。
あんな風に書いてあったけど、実は抽選とかそういうパターンなのかな・・・と忘れ始めた頃、ピンポーンとヤマトさんが配達に来た。

最近ネットショッピングしてないんだけどなんだろ?と思いつつ、とりあえず「ありがとうございます」と受け取った小さな荷物は、冷たい。
どうやらクール便だ。夫の荷物かな?と思って見てみると、それはひと夏のキャロット1ケース(12本入り)だった。

え!?こんな風に突然届くんだ・・・と驚いた直後、あれ?これって送料だけ着払いじゃなかったっけ?と思い出した。
ヤマトさん、お金受け取らないで帰っちゃったよ。

突然のプレゼントに驚いたものの、嬉しかったのでとりあえず一本開けた。(送料まだ払ってないのに)

そういえば確か飲む前に振れ!ってツイッターでよく見かけたから振らねばと3回ほどシェイクし、一口飲んだ。

へ!?
全然人参くさくない。オレンジの爽やかさを感じる。
とろりとした甘さは、バナナかな?ももっぽさも感じる。

成分表示を見てみると、にんじん・オレンジ・りんご・ばなな・ぶどう・もも・レモンと書いてある。果汁と野菜果汁あわせて100%なんだとか。

そのままパッケージを見てみると、「1本あたり、1日分の果実の摂取目安量200g以上の果実量を使用しています」と書いてある。

それってちょっとすごい。果物って買うと結構高いし、しかも1日200g以上食べるって意識しないと大変。二人の子どもたちは果物大好きだから、デザートによく出すけど、後で食事をする大人たちは果物までいきつかないんだよな・・・。

それ以外にもちょこちょこ面白い言い回しに気づく。
例えば、ペットボトルに必ずついているPETマークの横には、

のんだあとはリサイクル(信じてます)

と書いてある。
なんか可愛い。

わりともったりとした感じなので、ゆっくり飲めた。やっぱりジュースではなく、スムージーだ。小さいボトルなのに、飲み終わった頃にはお腹も満たされていた。

飲み終わってから、ヤマトさんに電話。送料だけ翌日ちゃんと支払った。

そこから3日続けて飲んだのは、子どもたちに夕飯を作っている合間。
我が家では子どもは18時に、私は夫を待って21時近くに夕飯を食べる。昼ご飯の後21時まで何も食べないと、まーまーお腹がすく。そんな時クッキーをつまんだりしていたけれど、ひと夏のキャロットを飲むようになって、ゆったりとした気持ちで21時を待てるようになった。(お腹がすくと機嫌が悪くなるタイプの人間です)

まだ8本残っている。
家族用にあと3本残すことに決めて、5本は人が家に来るたびにあげることにした。

父母、火曜と木曜のシッターさん、配達のヤマトさん。

それぞれに「キャンペーンで無料でもらったんですよ。美味しいから、ぜひどうぞ。最近セブンでも置いてあるみたいです。」と言って渡した。

そして、はっ!!!と気づいた。
このキャンペーンすごい。

応募者全員に1ケース(12本)あげるなんて、太っ腹なキャンペーンだなぁとは思っていた。

でも初めて飲んでるの私だけじゃない。夫、子ども×2、父母、シッターさん×2、ヤマトさん。私を入れると合計9人が「ひと夏のキャロット」に出会ったことになるんだ。

商品を試してもらうって、簡単なことじゃない。試してもらえれば、いいものって伝わるけど、最初の出会いのハードルがどれほど高いか・・・。

私も自転車メーカーで働いていて、最初の出会いのチャンスをどう作るかに同僚と頭をひねる毎日だ。
一回乗ってもらえたら、漕ぎ出しの軽い自転車で感じる風の気持ちよさや、街の中にある偶然の楽しさが伝わるんだけどなぁって。

化粧品メーカーは一つアイテムを買えば新商品のサンプルを一緒につけてくれるし、飲料や食品メーカーもスーパーの店頭や週末のイベントなどで配っている。

そういう時の商品はせいぜい1つか2つ。丸っと12本、ケースごと送ってくるってどんだけ太っ腹なの!って思ってたけど、商品がよければこういうことが起きるのか。

普通に出会った美味しい飲み物の場合、同じものを購入してまで人に直接渡して勧めることなんてほとんどない。

こうやってドンと送られてくると、最初の一本を飲んだ人がファンになり、よかったよという口コミと共にそこから親しい人を中心に広がっていく。

勝手に伝道師にさせられている!
そんなこともあるんだ。

してやられた・・・・。

でも不思議と悔しいという気持ちはみじんも湧いてこなかった。ツイッターでもインスタグラムでも広告表示があれば絶対押したくない天邪鬼なのに。つい押しちゃった時は、くーっと悔しくて拳を握りしめるのに。

こんなこともあるんだな・・・。

なんでだろう?と考えてみると、一番は「ひと夏のキャロット」がほんとに美味しかったから。

それからスムージーを作るイノセントのホームページを読んで、すっかりファンになってしまっていたからだと思う。

だってイノセントのホームページって、力が抜けた可愛さがあるんですもん。ボトルの踊るような動きもちょっとずるい。なんなの、コールセンターがバナナフォンって。

「ハロー、私たちはイノセントです。」で始まるページでは、その成り立ちがこんな風に説明されている。

イノセントの始まりは、1999年に音楽フェスでスムージーを売ったことがきっかけでした。「今の仕事を辞めて、このスムージーを売ったほうがいい?」と書いた大きな看板を出して、店の前に「YES」のゴミ箱と「NO」のゴミ箱を置きました。みんなに、空のボトルで投票してもらったのです。週末には「YES」のゴミ箱がいっぱいになったので、次の日、私たちは仕事を辞めて起業しました。

なんか陽気だな。

そのあとに続く年表もめちゃ面白いので、スムージーに興味がなくても読み物が好きな人にはぜひ読んでもらいたい。

結局最初に送ったDMのキャンペーン、送ったきりで特に返信はなかった。なんと2000件も応募が来たらしい。そりゃ、発送業務だけでてんやわんやだわ。

(※キャンペーンは終了済み)

こんな風に飲んで美味しく、知ってハッピーになるキャンペーンっていいなぁ。セブンイレブンにはしょっちゅう行くけど棚に並んでいることに全く気づかなかった私が、今やサンドイッチのお供に買うようになっちゃったよ。

今日のお昼ご飯はセブンイレブンのこだわり海老カツサンドとまんま飲むフルーツシリーズのやんちゃなキウイにした。

この組み合わせ、美味しくて腹持ちよくてかなりオススメです。



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