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ちょっと知ってるふりしてたけど、最近話題のSDGsって、何なんだ?

昨晩学生時代の友人たちとZoomをつなげて話していた。東京、神奈川、岡山、そしてサンパウロ。テクノロジーってすごい。

その中で”最近話題の”SDGsの話になった。SDGsと現在の仕事との関わりや、今のムーブメントについてどう捉えているかを友人たちが語っているのを聞きながら、私はそもそもSDGsってなんだったっけ??と頭を巡らせていた。

SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称のこと。カラフルなアイコン表記された17の目標は、最近雑誌やWEBでもよく取り上げられているし、東京では山手線のラッピングトレインも走っている。17の目標は貧困・人権・環境などのテーマがあったはずだよな・・・

私の認識はそのくらいだった。

存在は認知しているけど、何のためのものか理解していないし、ましてや自分の仕事や暮らしと結びつけて考えられてなんかいない・・・・。いい機会なのでさっそく調べてみた。

ちなみに外務省のHPではこんな風に説明されている。

持続可能な開発目標(SDGs)とは,2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。 SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます。

これを読んでSDGsはあくまでゴールなんだ・・・とかなり当たり前のことを認識した。17のゴールには「あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる」「あらゆる年齢の全ての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する」「全ての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する」といったものが並ぶ。

それらを読みながら、昨晩の会話の中で友人の一人が「みんなが幸せになるための目標なんじゃないの?」と言っていたのを思い出した。目的は持続可能でよりよい世界の実現、それがみんなが幸せである世界、ということなのかもしれない。

宣言の原文も読んでみた。その中で「誰一人取り残さない(leave no one behind)」というワードがとても印象的だった。簡単には使えない、とても重い、決意のこもった言葉だ。だから目標の中に”あらゆる””すべての”という単語が頻出するわけか、とつながった。

流行っているから、みんな最近よく言ってるから、知らないと遅れてると思われちゃうから、なんとなく自分も知っていることにしておこうと思っていた。わからないことは原点にあたる、そもそもの目的を知ろうとする、というのを忘れがちだな・・・・と気づかされた晩だった。

本当に自分ごとにするにはまだまだ遠い。でも私はまずそこからスタートなんだろうな。

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