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30代になってはじめて化粧を毎日するようになった理由

化粧について考えてたんだけど、以前は不細工な自分を化粧でなんとかするのがマナーだと思うと嫌すぎて99%やってなかったのだけど、かわいい自分がもっとかわいくなると思うと楽しくて毎日のようにしてる。
https://twitter.com/kondoyuko/status/1213301288328294400

Twitterに書いたこの言葉をもう少し補足してみる。

昨年末、IPSAのカウンセリングを受けて、ベースメイクとリップを調達してから、だいたい8〜9割の日に化粧をするようになった。それまでの化粧をしなさ具合はひどいもので、結婚式に出席するときくらいしか化粧をしなかったのだ。

大学生になれば、会社員になれば、そのうち化粧をするようになるのだろうかと思っていたが、ライフステージの変化は私の動機づけになんの寄与もしなかった。

別に化粧品を持っていなかったわけではない。大学生のときにはちゃんとデパートのコスメカウンターで化粧品を買った。ファンデーションを買いに行ったのだが、自分に施されているベースメイクは、顔のデコボコ具合を隠すどころか余計に目立たせているようで、何が良くなったかよくわからなかった。肌が荒れやすい私は、その後デパートに行くことはせず、ミネラルファウンデーションを買ったり、漢方屋さんで売っている口紅を買ったりしたものの、それでも「肌が弱いから」「化粧をしても意味がないから」と言って化粧をしなかった。化粧をしなくてもビジネス上で何か問題があるわけでもなかった。

そんな私の転機は昨年の後半。痩せて手術して、見た目が自分の好みに近づいてくると、自分に自信が持てるようになった。かわいいのではないかと思えるようになった。当時、目標設定したにも関わらずなかなか恋人ができないことに悩んでいて、「どうしよう……あ、美容に取り組もう!」と前向きな行動をとった。そうすると友達が、機械で測定し、自分に合ったものをサジェストしてくれるIPSAのことを教えてくれた。初めてIPSAに行ったのは夏だが、秋になってようやくスキンケア商品を購入した。

化粧品を買ったのはもう少し後。メイクのカウンセリングの予約が取れた。私は「できるだけ簡単な方法で」と伝えた。そして教えてもらった方法は、大変に軽いつけ心地で、こんなんできれいになってるのか不安で、タッチアップ中もそんなにきれいになっているようにも思えなかったのだが、とりあえず購入して、トイレで鏡を見てみると、なかなかキレイだった。

大学生のころ、つけ心地は悪いのに肌がきれいになっているように思えなかった化粧品は、10年の時を経て、商品も進化し、私も進化してよい商品にコストをかけられるようになって、自分にとってよいものだと思えるようになった。

会社で化粧をして行ってみた。いきなり化粧をするとなにか言われるのではないかとも思ったが、特に何も言われなかった(私が化粧をしようがしまいが、誰も気にしてない)。化粧をするだけで盛れるカメラアプリみたいに肌がきれいに見えるのがおもしろくて、毎日のように化粧をするようになった。

そして、コスプレにチャレンジすることを機にアイメイクも購入した。化粧を施されているときを動画にして持ち帰れるサービスを提供する、新宿伊勢丹のRMKに行った。私はアイライナーとアイシャドウ、派手目なリップを買った。正直アイメイクは自分に意味があるのかとも思ったが、まぶたを手術してはっきりめな二重になると、アイライナーが「ちゃんと効く」感覚を覚えて、さらに楽しくなった。

30代になってようやく化粧を継続的にするようになったが、「自分がかわいくなるのが楽しい」と思えてはじめてようやくできるようになった。今ではお気に入りの服や下着を身につけるような、自分をごきげんにさせてくれる工程のひとつと認識している。

とはいえ化粧とは手間でお金もかかるもの。私は化粧をしてなくても気持ち的には外に出られるので、オンライン英会話をやるなどのちょっと新しい習慣が増えるだけですぐできなくなってしまう。化粧をする、スキンケアをするといったことがやれない生活だったら、生活のほうを見直してみたい、と思うところまで今はきている。

お読みいただきありがとうございました! よかったらブログものぞいてみてください😊 https://kondoyuko.hatenablog.com/