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ある日、屋号が天から降ってきた:踊る編集社

会社を辞めて独立したい意向などはまったくないのだが、自分の諸活動をまるっと包括するいい感じの屋号がほしいと思っていた。1年前の技術書典6の申込みで、やっつけで「こりん堂」というサークル名で申し込んだものの、当時は全く気に入ってなかった。

こんなふうに思っていても、2019年にはこの名義で4回サークル出展し、イベントで配布する無料ペーパー「こりん堂だより」も4号を迎えると、それなりに愛着がでてきた。

ところで、私は最近「踊る編集者」という言葉を気に入って使っている。

対象をよく知り、取り巻く環境をよくするために、観察者と当事者を相互に行き来する自分のあり方を「踊る」という比喩を用いて指す言葉だが、登壇のネタにしたり、そして実際に「踊る編集者」を踊りで表現しようとする試みをしている(「踊る編集者」の踊りの表現も比喩的な意味でいう「踊る」行為なのである。ショービズやショーダンサーを深く知りたいというモチベーションの。たいへんややこしい)。とはいえ「踊る編集者のkondoyukoです」といった肩書を指す言葉でもないなと思っていた。

そんな私だが、あるときふっと天から降りてきたのが「踊る編集社」という言葉だ。者を社に変えるだけでなんかしっくりきた。

踊る編集社は何をするところなのか考えてみた。

編集と興行と研究「踊る編集社」は、ITにまつわるコンテンツ企画・編集に強みを持ち、出版部「こりん堂」、社交場「スナックゆうこ/キャバレーゆうこ」、研究会「雑学サミット」等を有する総合企画事業者です。

うん、それっぽいぞ。あとはミッションが決まればかなりいい感じ。今すぐにでも開業届を出したいところだ。それにしても、いいネーミングほど天から降ってくるように思いつくのは一体なんなんだろうな。

お読みいただきありがとうございました! よかったらブログものぞいてみてください😊 https://kondoyuko.hatenablog.com/