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及川卓也さん自ら語る「今、始める ソフトウェア・ファースト」​ #ハッカーライフラボ

ハッカーライフラボというオンラインイベントコミュニティをお手伝いしています。昨日は及川卓也さんをゲストにした回が行われました。

スタッフ含めてZoom登壇・運営+YouTubeでも配信でしたが、たくさんの視聴者さんとリアクションがあってよかったです。私はその後のアーカイブ動画の公開のために編集点を作ったり見出しを切ったりしていました。Togetterはこちら。

及川さんには、2019年10月に出版された『ソフトウェア・ファースト』の解説をぎゅぎゅっと20分で行っていただき、さらにその後約40分にわたって参加者の方の質問に答えていただきました。

個人的に面白かったのは、昨今のご時世でリモートワークを余儀なくされるものの、オンラインはある意味、新しいスキルを培うチャンスでもあるということ。オンラインでコミュニケーションに制限があるなか、人にうまく伝えたりするためのコミュニケーションや、人を動かすためのビジョンが重要だし、それを身につけるチャンスであるということ。

他にも、開発者(現場の人)の立場で「ソフトウェア・ファースト」を実践するには、事業価値の最大化とユーザー価値の最大化の両立を目指す「プロダクト志向」のチームを作ることが重要。言い換えると「プロダクト愛」ということで、自分の開発したプロダクトを愛することが大切。特に大企業の技術者だと、プロダクトに対して自分が関わった割合が一部で、そのあたりもプロダクト愛が醸成しにくい一つなのではないかと。私自身も、自分が関わっているプロダクトをかわいく思うことが目標なので、自分の取り組みをどこかで発表できるくらいに頑張ろうと思いました(発表タイトルももう考えていて「かわいいプロダクト」ってもの。いつそういうイベントができるか分からないけれど……)。

他にも、マネージャーや経営層、ITに詳しくない人にどう向き合っていけばいいかという質問も多く寄せられました。現場目線の動きとしては、「上司がどんどん出世するように働けばいい」というのが自分としては発見でした。マネージャー目線では部下がどんどん成長していけるようにするとよいというのを聞いたことがあるので、現場もマネージャーも歩み寄りが重要なんだなと。

たいへんだけど変革の時期。頑張っていこう! と感じたイベントでした。

さて、この動画編集を、スタッフ間でZoomの画面共有しながらモブワークしていたので、近日中にYouTubeに動画もアップされると思います。おたのしみに!

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