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仕事で如何にテンションをあげるか?

集中力は、仕事においてもスポーツに置いても、ここぞという勝負どころではとても重要である。とは言いながら、四六時中、集中力を高くすることは、人間には多分不可能だ。

例えば、アマチュアゴルフ程度でも、すごく感覚的に今いけていると感じる数ホールがある。プロの領域とは全く違うが、ゾーンに入るという言い方をする人も多い。
私のアマチュアゴルフレベルでも、5連続パーを取った時もある。

こんな感覚と言うのは、仕事ではとても重要だ。仕事の場合は、フィジカル系のものでなければ、基本的には、精神的な問題が大きいように思う。もちろん、集中力が高く、ゾーンの状態で仕事をこなすには、やはり体調面が良くないといけないのは言うまでもないが、それだけでも不十分だ。

私は、感覚的には、テンションが高くなる状態、よくハイテンションという言い方をするが、こういう時は、とても集中力が増す。
とはいうものの四六時中、そういう状態は作れないし、ここぞというタミング、例えば、重要なプレゼン、キーマンが集まる会議、ビックなビジネス交渉の場面など、普段通りにしていては、乗り切れるものではない。

昔流に言えば、如何に気合を入れるかという話だ。私も、30代ぐらいの若い頃は、気合を入れる為に、声を出したり自分のほほを手でたたいたりしていた時もある。意図的に、そういうタイミングに合わせるためにだ。

ただ、今にして思うのは、そういう一時的なアクションで気合を入れても、本当の意味での本番力は発揮できないと思う。
やはり、緊張しようが、相手が難解な相手であろうが、結局は自分との勝負である、そう考えると、自分の自信の持ち方でもある。では、この自信はどこから生まれるのか?

私の経験上は、その場に対する入念な準備がまず何よりも大切だ。だが、勘違いする人が多いのは、直前に準備をするのは当たり前だが、これだけのレベルではいくら頑張っても、本番力には貢献できない。
やはり、本場力というのは、普段からの積み上げである。すべて計画的にすることは不可能だが、いつか役に立つ、いつか実ると思って普段からしっかりした準備をしておくことである。
それに加えて、本番力を発揮しようとすると、似たような場面をどれだけ経験しているか、つまり、場数は絶対に必要だ。

あくまでも感覚的なものだが、場数を踏むことによって、緊張感の中でも平常心で入れる。そう。結果に一喜一憂しない。
感覚的には、人事を尽くして天命を待つ。
こんな感じだ。

ここまでは、重要な場面に自分の集中力を最大限に発揮する。という観点からの話だが、人間とは不思議なもので、いわゆる、なんとなくにしても、絶好調と思える時期がある。
良くある話では、何をやってもうまくいく1日とか、良いことが続く1週間とか、頭がさえている時間帯とか。こういうものが長いこと仕事している不定期であるが、時々、起こる。

意識してそうなるものではなく、体調の兼ね合わせもあるが、色々な条件絡む中で、生まれるハイテンションの状態と言える。
こういう時にこそ、様々な課題や懸案事項を一気に進める。やり残したことを一気に片づける。また、溜まっている資料に片っ端から目を通す。

そうすると、一気に堰を切ったように、霧が晴れるように、視界が見通しが良くなり、様々なものが動き出す。
私の場合は、月に数回はそんな時がある。意図的にしている訳ではないが、今日はいける、そろそろいい時期だと思った時に、一気に様々な課題やToDoを片付ける。
そうでない時は、淡々と普通にできることをこなしながら、テンションが高まるのを待っているとも言える。ただ、未だにこのテンションを高める状態と言うのは、ただ偶発的に訪れるのを持つという感じではある。


以上

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