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#コミュニケーション

顔を識別する人間の能力とAIを考える

顔を識別する人間の能力とAIを考える

今、世間ではChatGPT(チャットジーピーティー)騒がしい。私の周りでもとても盛り上がっている。とは言え、まだ、知らない人も多いと思うが、Microsoftの最新AIチャットサービスだ。
そんなことで今回はAIの話しにしようと思う。

仕事柄もあるが、もともと私は、変わったことを調べたり考えたりするのが好きだ。
最近、少々ハマっていることがある。
それは、人間がなぜ、人の顔を判別できるのだろうか

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本音と建前の人間関係の中で

本音と建前の人間関係の中で

人間関係を好きな人もいれば、わずらわしいと思う人もいる。
人間関係の中で疲れ果て、ストレスが溜まり、悶々としている人がいる。
人間が社会的動物である以上、人間関係を避けて生きることは難しい。
ただ、必要以上に人間に関わらなくても、幸せに生きることはできる。
特に、家族や親しい人に囲まれていれば、それで充分とも言える。

ところが、長い人生、様々な人付き合いが生まれる。学校に通えば、友だち関係、先生

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なぜ組織は変わらないのかを考えてみる

なぜ組織は変わらないのかを考えてみる

なぜ組織は変わらないのか?
私は、この20年ほどずっと考え続けている。
というより、自らが運営する組織でも試行錯誤しながら、このテーマにトライしている。

実は、このタイトルの本があり、私が読んだのは10年ほど前。洋書の翻訳版であるが、この手の類の本は、本も分厚いし、なかなか読むのは大変だ。
もちろん、方法論や結論は書いているのだが、それを読み終えたからと言って何か変わるわけではない。何かヒントを

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DX時代の購買履歴を活用する商売ってどう?

DX時代の購買履歴を活用する商売ってどう?

まあ、マーケティングの仕事をしたことがあるとか、CRMに詳しいとか、営業で突出した実績を残しているとか、こういう人には釈迦に説法だとは思うが・・・。
RMFというマーケティング、顧客分析の手法がある。
少しだけ解説すると、
RはRecency、MはMonetary、FはFrequencyであり、日本語では、Rは最終購買日、Mは購買累計額、Fは頻度となる。

このRMFという指標を用いて、優良顧客(

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コミュニケーションはいつになっても難しい

コミュニケーションはいつになっても難しい

近藤さん、コミュニケーションは得意ですか?
もし、こう聞かれたら、少しは得意になりました。と答えるのが正直なところである。

今は、経営者はじめ、様々な世代、色々なタイプの人と話をする機会が多いので、コミュニケーションは得意な人という印象はあると思う。
実際は、葛藤の日々である。以前もこのブログにも書いたことがあるが、私は、面と向かって話をするのが、精神安定上一番楽で、メールやチャットのやりとりは

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ITを使うと仕事ができるようになるのか?

ITを使うと仕事ができるようになるのか?

ITを使わずに仕事をする人は、今どれぐらい、いるだろうか?
スマホもITツールの一つとして考えると、何らかで仕事にITを使っている人は、日々増えている。私の体験では、仕事にITを使いだしたのが約40年前である。

私が社会人になった頃に、ワープロ専用機が登場した。そしてほどなく、パソコンが普及しだした。それまでは、汎用コンピュータやオフコン(オフィスコンピュータ)を使う、オフィス業務がITを使う仕

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言い切る力をつけるにはどうするか

言い切る力をつけるにはどうするか

世の中には、はっきりものを言う人と、言われる人が少なからずいる。歯に衣着せぬ人という言い方も昔からある。
総じて日本人は、面と向かってはっきり言うのが苦手な人が多い。その分、間接的に言う方向に流れる人もいる。
電子メールがビジネスで使われだした頃、あちこちで似たようなメールの使い方が問題視された。それは、極端な例えだが、オフィスで横の席に座っている同士が、直接会話せずにメールでやりとりする。これは

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チームワークが見えないテレワーク

チームワークが見えないテレワーク

テレワークが普及しつつある中、様々な課題が浮き彫りになっている。
新しいことを始めると、何事もそうで、だんだんと、新たな問題やデメリットに気づきだす。特に、コロナ禍をきっかけに、世界中でオンライン体験が一気に進んだ。ビジネスでは言うまでもないが、一般の生活者の体験も劇的に進んだ。

こういうオンラインでのコミュニケーション環境は、日々進化し続けているが、人間の適応が明らかに間に合っていない。
コロ

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プロでも使う頑張ります、やっぱり奥が深い

プロでも使う頑張ります、やっぱり奥が深い

最近意識してきいている言葉がある。
それは、頑張ります。である。
誰でもがどこでもで使っている言葉だが、誰がどういうシチュエーションで言うかによって、
聞く側の感じ方が違う。

私は、この頑張ります。というのは、子供がスポーツや学芸会にトライするときに使う頑張りますという感覚が昔から染みついている。
大人になってからは、頑張りますというニュアンスは、ちょっと、緩い感じに思っていた時期もある。
とこ

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心に響く名言とは・・・

心に響く名言とは・・・

一体、世界に名言とはどれぐらいあるのだろうか?
私たちは、日本語か日本語に訳された名言にしか、お目にかかることがないが、世の中の幾多ある言語、それぞれにきっと名言はあるだろう。
そして、きっと、ニュアンス的に似たような名言が、それぞれの言語にあるに違いない。

先日、久しぶりにダイソーに行った。
メモ帳を買うためだが、エスカレータを降りた目の前に陳列してあった、名言集カレンダーが目に留まった。

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人の本の制作をお手伝いする時の感覚

人の本の制作をお手伝いする時の感覚

最近、本の制作をお手伝いすることが増えてきた。カナリアコミュニケーションズという出版会社を運営している中で、私が日頃お付き合いしている方々の、出版をプロデュースする機会が増えてきたからだ。
知り合いだけに、責任を過度に考えてしまい、妙に力が入ることもあれば、一方で、長年お付き合いしていても、その著者の事を知らなかったことが沢山出てくる。そういう時は、とても新鮮だし刺激を受けることも多い。

本の制

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在宅勤務はやっぱり、難しい

在宅勤務はやっぱり、難しい

在宅勤務という言葉は今や当たり前になった。
そういう意味では、たった2年少しだが、隔世の感がある。言うまでもなく、コロナ禍で世の中が一気に変わった。
この世の中とは、日本だけではなく、世界中であると言っても過言ではない。

私は、このブログにも書いてきたが、約30年前に創業した時は、在宅勤務からスタートだった。もっとも、この時代の言い方は、SOHOワーカーと言って、米国スタイルが日本に伝わってきた

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何年ぶりですね、をどう考えるか?

何年ぶりですね、をどう考えるか?

最近、何年振りかの人に再会する機会が増えて来た。私から、久しぶりに連絡することもあれば、相手から連絡いただくこともある。

特に、SNSの世界だと、何年ぶりという連絡はしやすい。
それ以外だと、メールか電話であるが、私も世間も、なんとなくネット社会に慣れてしまった今、電話でいきなり久しぶり。と言って、3年ぶりの電話はしにくい。

ただ、今は、コロナ禍があって、感覚的には2年のブランクが世界中にある

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いいねを押せばいいねが増える?

いいねを押せばいいねが増える?

"いいね"と言えば、Facebook。
"スキ"と言えば、Note。
どのSNSの投稿も、反応ボタンが付いていて、投稿に対してのこちらのアクションができる。
考えてみれば、これはSNSに限ったことではなく、人間社会のどんなところにもある話である。そう考えれば、こういったSNSは斬新な機能を搭載していると言うよりは、人間が日常していることを仕組み化したコミュニケーションをプラットファーム化したものと

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