見出し画像

猪狩翔一さん(tacica)コメント

近藤さんの絵は希望も絶望もその間にある幾つもの感情も余す事なく掬い上げてくれる。

猪狩翔一(tacica)

11月30日発売の僕の初めての画集「ここは知らないけれど、知っている場所」に向けてたくさんの方にコメントをいただきましたのでここではお一人ずつ紹介させてもらいますね。

猪狩さんと初めてご一緒させてもらったのは今年の1月。
偶然なことに猪狩さんのご出身と僕の父の生まれ育ちが本当に近くということで
なんだか意気投合してた。(北海道の士別とい極寒地)

猪狩さんは僕の知っている北海道の人らしくシャイで優しくてそしてどこか人に対して寛容というか、あの土地の広さからくるのかもしれない無骨さもあった。
それが初対面なんだけどなんだか旧知の仲のような気持ちにさせてくれた。

なんていうか小学校ぐらいのときに放課後に一緒に冒険した友達っていうか。

そしてご一緒させてもらったライブドローイングはとても豊かな時間となった。終わってからもしばらくお話をし、猪狩さんがペンギンが好きだということもわかったり、なんだか楽しい時間だった。すぐにもう一度ご一緒したいなという気持ちになった。

その気持ちが叶ったのが今年の8月。
そのステージは今年という特別な時間ということもあってさらに深いところまで潜って行けたような気がした。

これは不確か表現かもしれないけれど、猪狩さんの赤いような熱い情熱を水色のような静かな叫びで僕たちに届ける感じがとても好き。

コメントも本当に好き。ありがとうございました。

近藤康平画集「ここは知らないけれど、知っている場所」
刊行/月とコンパス
特別寄稿 / 文月悠光(詩人)
装丁 / 坂川朱音
翻訳 / 岩渕デボラ
印刷 / サンエムカラー
製本 / 篠原紙工
箔押し加工 / コスモテック
4,700円 + 税 240 x 250mm 60頁 ドイツ装
ISBN / 978-4-909734-00-6

サポート本当にありがとうございます。サポートしていただいた分は絵の製作の助けとさせてもらい、よりよい製作に励みますね。