今日は我が家で愛飲しているウィスキーの話

父はお酒が大好き。いつも夕方5時から飲み始めて夜10時ベッドに行くまでずっと飲んている。

飲んでいく順番は決まっていて、ビール、ワイン、日本酒、焼酎、ウィスキー、ブランデー。この順番で飲んでいく。

昔は量もよく飲んでいたけれど、最近は年を取って飲む量もかなり減ってきた。大体それぞれグラスに半分程度だ。飲んでもそんなに性格も変わらず(ちょっと朗らかになる)ぐらいで本当に穏やかなお酒飲みだと思う。

父さんは昔は日本酒一辺倒だったらしいけど、最近一番好きなのはウィスキーらしい。父はもう年をとったからなんどもなんども同じ話をするのだけど、僕はそれを何度も何度も初めて聞くような顔で聞く。父さんが話をしてくれるのが嬉しいのだ。

僕が「最近は一番はウィスキーが好きなのかな?」と聞くと父さんは必ず「そうなんだよ。不思議なものだよね。これは井伏鱒二も言っていたのだけど、あの人ももっぱら日本酒専門だったけれど晩年になるとウィスキーの方がよくなったらしい。本当にその通りだなぁ」と説明する。

僕はそうなんだね、と相槌を打つけれど心の中では(あぁ、父さんも晩年なんだなぁ)と少し寂しい気持ちになる。

ところで父さんはずっとずっと安い酒を飲んできたから僕はささやかだけどせめて今は少しでもいいお酒を飲んでもらいたくて父さんにお酒をプレゼントをするのが好き。

ウィスキーは海外のものを色々とプレゼントしてみたけれど結局これが一番好きみたい。

これは福島県郡山の笹の川酒造という日本酒の蔵が作っている東北地方唯一の地ウィスキー。

数年前に僕はご縁があってその笹の川酒造さんのところでライブペインティングをさせてもらった。その時にこのウィスキーの存在を知ってお土産に買って帰ったら父がとてもとても気に入ったのだ!父さんの口に合うらしい。また1升瓶で送料含めて3000円代というのもコストパフォーマンス的にもいい。

それから我が家はずっとこのウィスキー。父さんは大体10日間でこれを一本開けるので月に3本買っている。

僕はamazonで注文しているのだけど、父さんに「ウィスキー届いたよ」というと毎回律儀に「おっ!!ありがとう!!」となんだかとても純粋に喜びの声を上げてくれるのが嬉しい。


この笹の川さんのウィスキーは他には下のようなものもあるのだけどどれもとても美味しい。お酒とかウィスキーとか好きな人にプレゼントとかにとてもいいような気がする。


ちなみに去年の12月に台湾の台東に行ってバライに会いに行った時、僕はこの山桜黒ラベルを持っていった。その時は特にライブはなかったのだけど、二人でこのウィスキーを飲みながらセッションをして、バライくんのギターの音と歌声を聴きながら屋外の建物のコンクリート壁に絵を投影しながら遊んだのは本当にいい思い出。

台東の温かい風が体を包んでとても気持ちのいい夜だった。割と短時間で二人で一本空けちゃった。

お酒とともに残るこういう美しい記憶は宝物だよね。


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近藤康平/絵描き・ライブペインティングパフォーマー。鳥取大学大学院農学研究科にて森林学を学ぶ。絵本書店員・絵本編集者を経て、今は絵描きです。絵描きの日々、旅の話、考えていること、絵の手法、畑のことなど書いています。よろしくお願いいたします。【web】kondokohei.net

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