見出し画像

2020沖縄県議選ウォッチ③

こんにちは。

大学生のヤストです。本日も大学生なりの視点から沖縄県議選について発信してゆきたいと思います!

さて、本日2020年5月6日は、今季限りで引退される県議会議員の紹介と沖縄県議会の選挙区の区割りをウォッチしてゆきます。

今回のサムネイルは沖縄最北端にある辺戸岬で撮った1枚です。私が訪れた日はとても天気が良かったので、鹿児島県の与論島を望むこともできました。

沖縄がアメリカ軍に占領統治されていた時代、本土に行くためにはパスポートが必要でしたが、前回のnoteで紹介した瀬長亀次郎さんは、抵抗運動を率いていたのでパスポートが交付されず、本土に行くことができなかった時期があります。そんな時、亀次郎さんは妻のフミさんとドライブデートで、辺戸岬に来て日本国である与論島を眺めていたそうです。亀次郎の生涯を描いた映画「カメジロー2」でこのシーンが出てきます。私はこのシーンが大好きです。ぜひご覧になってみてください。


これまでの2本のnoteでは沖縄県議会における政党・会派の解説や議席数などを確認してきました。こちらからご覧いただけます。

note1、県議会の会派⬇︎


note2、各政党・会派の擁立状況⬇︎


今季限りで勇退される県議会議員のプロフィールを紹介をさせていただきます。

今回の沖縄県選で、県政与党の議員が6名、中立会派の議員が1名引退されます。各党のベテラン勢のがこれまで守ってきた議席を、しっかりと後継者に引き継ぐことができるかも、今回の選挙の見どころの1つになります。

新里米吉県議(社会民主党、中頭郡選挙区)

1946年生まれ。中学から大学までバレーボールを続けていたそうです。琉球大学卒業後は、体育教師として、西原高校などに勤務しました。沖縄高教組に加入し、委員長を務めた後、2000年から県議会議員を務めています。2014年の沖縄県知事選では、当時那覇市長だった翁長雄志氏を県知事選に擁立するために革新の調整役を担ったそうです。前回の県議選の後からは県議会議長を務められました。政界引退後はセカンドライフとして、ビーチバレーを楽しむそうです。


狩俣信子議員(社会民主党、那覇市・南部離島選挙区)

1941年生まれ。那覇高校、琉球大学卒業後、琉球大学院修士課程に進み憲法学を専攻。その後、教員になり、沖縄高教組委員長や沖縄男女共同参画センター「てぃるる」の初代館長を経て、那覇市議となりました。2003年から沖縄県議会議員を歴任しています。


嘉陽宗儀議員(日本共産党、沖縄市選挙区)

1942年生まれ。コザ高校、名城大学卒業。高校教員として勤務していた際に沖縄高教組結成に関わり、祖国復帰運動などを行ってきました。勤務先の高校で子どもの貧困を目の当たりにし、政治家を志したそうです。市民から生活相談を40年以上に渡り受け続けています。辺野古新基地建設に反対し、大浦湾で抗議行動をするために小型船舶の免許を取得したそうです。


新垣清涼議員(会派おきなわ、宜野湾市選挙区)

1950年生まれ。普天間高校、沖縄国際大学卒業。宜野湾市商工会成年部副部長、喜友名区自治会長を歴任し、宜野湾市議会議員を3期経て、2008年から沖縄県議会議員3期務めています。「普天間爆音訴訟団」副団長もなども務め、普天間飛行場の周辺住民の影響を軽減させる活動を長年続けてきました。日活映画スターの故赤木圭一郎氏の大ファンであるという一面も持っています。


親川敬議員(会派おきなわ、名護市選挙区)

1952年生まれ。コザ高校、放送大学卒業。オール沖縄共同代表の稲嶺進市が名護市長を務めていた際に、6年間副市長をしていました。尊敬する政治家は稲嶺進氏で、「辺野古には海にも陸にも基地を作らせない」という稲嶺氏の路線を踏襲して県議会活動を行ってきました。2016年の県議選で初当選し、1期での勇退となります。


亀濱玲子議員(無所属、宮古島市選挙区) 

1954年生まれ。宮古高校卒業。宮古市議を務め、2016年から県議を務め、現在1期目です。宮古島市選挙区におけるオール沖縄の候補者は國仲昌二宮古市議一本化に一本化されたため、今回勇退することとなりました。政界引退ではなく、来年の冬の宮古島市長選挙への出馬の話も浮上しています。


糸洲朝則県議(公明党、那覇市・南部離島選挙区)

1947年生まれ。沖縄工業高校、創価大学通信教育部卒。大晋建設勤務、1級建築士。那覇市議を経て、沖縄県議を6期務めました。2016年までは公明党沖縄県連代表を歴任し、現在は公明党沖縄方面本部長代行の勤めています。


今回の令和初の沖縄県議選では、第二次世界大戦中に生まれた政治家が政界引退をすることになり、沖縄の県議会も世代交代が大きく進みそうです。本土復帰前のアメリカ占領統治下を鮮明に記憶している世代の政治家も議会から減っており、沖縄県政のキャスティングボードを担う世代の交代劇も今後の沖縄の政界・政治史にも影響を与えそうな県議選であることは言うまでもありません。

また、各政治家の横顔からも沖縄の政治風土や歴史を感じとっていただけたと思います。

沖縄の政界事情を見ると革新陣営では、教職員から議員に転身することが多くあります。代表的なのは衆院1区の赤嶺政賢代議士で、元々は高校教師でした。これも高教組や退職教職員組合(退教組)の強い沖縄ならではだなと感じます。

最後になりますが、若輩者の一学生の立場でがありますが、沖縄の発展のために、ご尽力された県議会議員の先生方に深く感謝申し上げます。これまで本当にありがとうございました。


画像1



選挙区の構図を解説してゆきます。


沖縄県議選は、

・2人区は6か所(国頭郡選挙区、石垣市選挙区、豊見城市選挙区、宮古島市選挙区、名護市選挙区、糸満市選挙区)

・3人区は1か所(宜野湾市選挙区)

・4人区は3か所(南城市・島尻郡選挙区、うるま市選挙区、浦添市選挙区)

・5人区は2か所(沖縄市選挙区、中頭郡選挙区)

・11人区は1か所(那覇市・南部離島選挙区選挙区)

の合計13の選挙区でがあり、48議席を争います。

現在では、現職38名、前職1名、元職3名、新人22名の合計64名が立候補を予定しています。内訳は、県政与党系35名、県政野党系23名、中立系6名となっています。

また、

1人区がなく、2人区が多いので1つの政党が大勝し、単独与党になりにくい

というのが沖縄県議選の特徴ともいえます。



本日はここまでです。

最後までご覧いただきありがとうございまし🌴🐋


今後の執筆予定

次回以降は引き続き沖縄県議選の選挙区と候補者の紹介をしてゆきます。

こちらのマガジンにまとめていますのでよろしければこちらもご覧ください↓


よろしければ是非イイねと応援サポートをよろしくお願い致します🌺


(2020年5月7日加筆)

政局ウォッチNOWチャオさんのYouTubeチャンネルでnoteの内容を掘り下げています。良かったらこちらも聴いてみてください。





この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
ありがとうございます
14
法学部政治学科3年/文化人類学とジャーナリズムを専攻/趣味は映画鑑賞/ラーメンと大学野球も好きです/興味関心分野→沖縄戦/基地問題/選挙/ジェンダー/若者の社会参画

こちらでもピックアップされています

大学生ヤストの2020沖縄県議選ウォッチ!!
大学生ヤストの2020沖縄県議選ウォッチ!!
  • 8本

こんにちは。大学生のヤストです。2020年沖縄県議選について、自分なりに記事を執筆しています。よろしかったらお読みください。

コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。