【考え方】家事より育児 でもわたしも大切

家事育児の両立って
いつの時代でも問われている課題ですよね。


家事 育児 じぶん


どれを優先したらいいんでしょうか。
わたしは自分の経験を通して、
揺るがない結論が出ました。



じぶん>育児>家事 です。



えぇ??
自分のことがいちばん大切なの?子どもじゃないの?
っておもいましたか。

はい、いまでは「まずじぶん」って
思うようになりました。

そんなわたしですが、
はじめての妊娠、
はじめての育児の時は、迷わず

育児>家事>わたしでした。

そうするべきだと思っていましたし、
周りのみんなもそうしていると思ったからです。

長男が生まれた時は
子どもを優先しながらも、
自分が生きるのにも必死でした。

なぜか。
生まれてから8ヶ月になるまで、
3時間寝てくれなかったんです。

それ以前は寝かしつけても
5分〜30分以内に起きられてしまいました。
5、6ヶ月は続いたと思います。
運良く寝てくれて1時間。
寝かしつけてはすぐ起き、
また1時間ほどかけて寝かしつけ、
それも5分で起きる。
また1時間かけて寝かしつけ、
今度は30分で起きる。
それを一晩くりかえします。

寝てくれても「また起きるんじゃないか」と
神経を尖らせ、
もぞもぞ動くと
「起きるんじゃないか?いや、きっと起きる」
と、目が血走って、
極限まで眠いはずなのに、
まったく眠れませんでした。
地獄でした。

いまでもあの時のことは深く思い出したくない、
トラウマのような状態です。

夕方になると「今日も絶対眠れない」
という恐怖で叫びたくなったり、
過呼吸になるんじゃないか、
このままうつ病になるんじゃないかと思いました。

里帰りしていたのですが、
わたし以外の家族が
平気で睡眠をとれていることを憎らしく思いました。
毎朝すっきりした大きくした目で
「おはよう」と言われること。

こっちは寝てないから「おやすみ」も
達成していないのに。
それがより一層ストレスを増幅させました。

睡眠好きなわたしにとって、
絶望と恐怖の毎日でした。

息子が8ヶ月になったとき、
8ヶ月ぶりに、3時間まとめて眠れる日が
ちらほらと現れはじめました。
信じられないほど体はラクになり、
頭の動きやメンタルも安定してきました。
4時間連続で眠れるようになったとき、
はじめて眠れることは食べることと同じくらい
生命に直結している大切なものだと感じました。

そんな恐怖体験をしたあとだから学んだんです。
自分の健康がいちばんだと。
瀕死でボロボロのからだでは、
息子に笑いかけてあげられません。
やさしく声をかけたり、
歌をうたうこともできません。

もしかしたら、瀕死で自分が不安定だったから、
それを感じとった息子が、泣き続けたのかもしれません。
負のループですね。

息子>自分という公式を
「正しいこと」だと思って、疑いませんでした。

それを「ちがうかも」と思ったのは、
自分の体調も心も安定し、
子どものいる生活に少し余裕が見えてきた頃でした。

育児>じぶん の公式は
ある程度は正しいと思います。
ただ、あまりにもバランスが偏りすぎてしまうと、
育児ノイローゼになってしまうんだろうな。

異常事態の時には、
なにが正しいかを判断するって
とても難しいことだと実感しました。
心身ともに健康で冷静な時にようやく、
客観視したり、正しい判断ができるんだなぁ。



机の脚は4つすべて同じ長さでないと、
天板は傾いてしまいます。
育児の脚が伸びすぎて、
自分という脚が短ければバランスがとれません。

バランスの取り方は
誰が教えてくれるわけでもなく、
ひとの話や情報を集めて、
なおかつ自分の価値観とも相談しながら
決めていくんですよね。

人によっても価値観が違うし、
正解はないし、目に見えないものだから、
みんな迷ってしまうんですよね。





育児>家事に対しては、
そう思っている方が増えてきているんじゃないかと思います。
スマホや便利な家電製品も増えて
時間を確保できる機会が増えてきました。

洗濯機に乾燥機、食洗機にルンバ。
昔はこれらがなかったので、
母というものは余計に家事に追われていましたよね。
わたしもいちばん遊びたかった母と、
いっしょに遊んだ記憶があまりありません。

そうゆう意味では
子どもの頃に満たされなかった
気持ちの中のひとつでしたね。

わたしはそんな想いを感じていたからこそ、
時短家電も罪悪感なく活用し、
その時間を積極的に
育児に当てたいと思うんです。

公園に行く機会を増やしたり、
図書館に行ったり。

家事はやることに意味があるんじゃなくて、
終わすことに意味があるんじゃないかなぁ。
過程はどうであれ、終わればいい。

ボタンひとつで
ふわふわの乾燥まで洗濯物を終わらすことができれば、
育児のほかに、スーパーの買い物や
リラックスに当てることもできる。

わたし個人としてしかできないこと(読書、学び)や、
ママである私にしかできないこと(公園、読み聞かせ、一緒にあそぶ)

そっちに時間を当てた方が、
同じ時間を使うにして時間の質が
良いんじゃないかなぁ。

子どもとたくさん関わったら、
当然疲れてきます。
そしたら、無理にごはんは作りません 笑

冷凍食品も多用するし、
子どもたちが大好きなトマトとバナナを切るだけ。

さすがに今日は作ろうかなってときも、
定番のおかずををローテーションするだけ。

我が家の定番のおかずも、
頭の整理のために記事にしてみようかなぁ。
実際に書き出すと、
思ったよりもたくさんあるかもしれない。

先日は手を抜いたおかげで、
子どもたちとシャボン玉遊びができました。
コロナで外出がなかなかできないので
(3歳、1歳じゃコロナじゃなくても外出できないけど)

せめて少しでも
体力を発散できるようにしてあげたいなぁ。





これからもわかりやすく、ためになる学びを共有し続けます!