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世界を旅するワイン展2021 イベントレポ!【2】ナチュラルワイン飲み比べ!

こんばんは。前回に続き「世界を旅するワイン展2021」のレポートです。

第2弾では、有料試飲で飲み比べた自然派ワイン3種を中心にお届けします

試飲の前にナチュラルワインの展示コーナーものぞいてきました。 11の輸入元が出展されていましたが、目立っていたのは、オレンジワインブームの火付け役、フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州があるイタリアのナチュラルワイン

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イタリアワイン専門の輸入元MONACAさんの展示

さらに、アヒルのラベルでおなじみの「カルロ・タンガネッリ」の輸入元トレジャーフロムネイチャーさんも出展されていました ↓

また、ナチュラルワインといえば、ワイン発祥の地といわれる「ジョージア」ですね

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今晩わいんが以前、取材&試飲させていただいたワインがメインの看板に使用されていました!(ふきだしのなかに注目!)

☆ワインの詳細はコチラの記事で↓

もちろん出展もされていましたが、前回じっくり直営店を拝見させていただいたので、今回は軽く眺める程度にしておきました(笑)

輸入元であるノンナアンドシディさんのセレクトはナチュラルワイン好きをうならせるワインばかりですので、一度試す価値アリですよ~♪

※2021年3月26日より、直営店を恵比寿から大田区上池台に移転されたそうです。

さて、ここからはいよいよ有料試飲の詳細をお伝えします!

ナチュラルワイン飲み比べ3種

残念ながらコロナ対策のため、無料試飲が一切なかった2021年。
有料試飲はイートインコーナーでフジマル食堂* さんが出展していました。

* 東京・清澄白河にある都市型ワイナリー、フジマル醸造所監修のレストラン

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カウンター席にはマスク着用をお願いした印刷物とアクリル板が設置されていました

飲み比べセットは「マスカットベリーA」「オレンジワイン」「自然派ワイン」とありましたが、筆者が選んだのは自然派ワイン(ナチュラルワイン)

以前から注目していたイタリアの「レ・コステ」が入っていたからなんですが、試飲した3つともどれもすごいインパクトがありました!

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写真中央の白ワインの造り手「ブリューノ・シュレール」の門下生たちのナチュラルワイン飲み比べセットということでしたが、それぞれ見事に個性を確立していました

ロッソ(レ・コステ)

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印象として酸が際立ったワインですが、全体としてはブドウの恵みを感じる味わいでバランスもよかったです。

赤い果実のフレッシュな酸味が口のなかをめぐり、胃の働きを活発にするようなイメージで、料理人が喜びそうなほど食中酒にもってこいのワインです。

・生産国:イタリア / ラツィオ州
・生産年:2018
・アルコール度数:12.0%
・ブドウ品種:グレケット、チリエジョーロ、コロリーノ、カナイオーロ

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ピノ・グリ レゼルヴ ノン・フィルトレ(ジェラール・シュレール・エ・フィス)

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見てください! といわんばかりの光輝く黄金色!
香り、アタックともにめちゃくちゃ強いです。

ハチミツの香りも心地よく、しっかりしたコクと旨みを備えた味わいが
口のなかで溢れんばかりに広がります

飲み比べた3種類のなかでもインパクト大で、フジマル食堂の店員さん(普段は醸造所勤務だそう)もこのワインが好き! といっていましたね。

・生産国:フランス / アルザス地方
・生産年:2012
・アルコール度数:15.0%
・ブドウ品種:ピノ・グリ100%

ア・ブー(ル・レザン・ア・プリュム)

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あまり目にする機会がないアブリューという品種で造られたワイン

ビオディナミの特徴が表れた味わいに独特な香りがクセになりそうです。

ガメイへの補助品種としてロワールでも栽培されているそうですが、今はとても希少なんだそう。

軽やかで華やかさもあるものの、時間の経過とともに漢方のようなニュアンスも増してきます。

・生産国:フランス / ロワール地方
・生産年:記載なし
・アルコール度数:11.5%
・ブドウ品種:アブリュー100%

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開催3日目、平日の昼すぎの人の入り。やはり例年よりは少なかった様子

ワインマニアが喜ぶイベントは今年も健在!

コロナの影響で無料試飲が一切なかった「世界を旅するワイン展 2021」。

ただの展示販売になってしまうのでは? という懸念もありましたが、愛好家やマニアたちにとっては、販売している輸入元のスタッフやソムリエたちから直接ワインの詳細を聞けるこのイベントは今年も興味深かった様子

その反面、ワイン初心者や新しいワイン、めずらしいワインを探していたりする人たちにとっては試飲がない分、購入の決め手は難しかったのではないかなと思います。

試飲するとなんとなく買わなきゃという気にもなりますしね(笑)

年に一度のこのイベントを毎年楽しみにしている人も少なくないと思いますので、来年はたくさん試飲することができ、不安要素なく好みのワインがみつかりますように! と、願わずにはいられませんでした!

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