見出し画像

【雑記】わすの師走

 酷すぎる表題を付けて後悔していないといえば嘘になります。まあまあ、よろしければお付き合いください。
 2020年は色々な意味で特殊でした。社会という大きな枠で語るとくだんの病魔に触れなければなりませんが、年の瀬くらい能天気に締め括りたいので個人的な話にとどめておきましょう。


書評について

 昨年末よりhontoさまのブックツリーに記事を寄稿しています。ブックツリーの仕組みを簡単に説明すると、閲覧者の興味・関心に合わせるかたちでテーマを設け、5冊の書籍をそれぞれ150字以内で紹介します。公開記事数は現時点19回(今年18回)。プロフィール及びリストに掲載記事へのリンクを張り付けているので、ご興味がありましたら是非覗いてください。諸事情でhonto編集員名義になっていますが、中の人は百句鳥なのでご安心を。
 いうまでもなく記事作成は楽ではありません。中でもテーマ作りには悩まされますね。推薦図書の選定に共通点も法則もなければNGなので、各書籍の関連性を打ちだすことが大事です。この関連性の見付け方は難しく、私自身毎回「もう駄目だ。命運は尽きた」と泣き言を漏らしています。締切間近になるとひょろひょろと蜘蛛の糸がおりてくるので救われていますが、正直なところいつかプッツリ切れて地獄の底に落下するのではないかと不安でたまりません。11月下旬から12月上旬は特に大変でした。あれは17回目、ノーベル文学賞受賞者の短編小説集を紹介した頃です。何故ならば胃腸炎で療養中だったからです。体力を消耗している上、精神状態も下降線を描いていて冷たい汗を掻きながら原稿を埋めました。ブックツリーは今後も継続する予定です。アイディアの枯渇を恐れながら、来年も頭を捻りに捻ります。


嘔吐について

 11月19日の3時頃、景気よく嘔吐しました。嘔吐なんて25年以上なかった上に心あたりもないので頭の中が疑問符だらけになりました。便所が遠かったですね。立ちあがるなり逆流し、口内に嘔吐物をためたまま便器まっしぐら。家族は寝静まっていたため、吐きながら便所に駆け込むという奇っ怪な光景を見せることはありませんでした。結局直接的な原因は不明。元来胃弱で脂気を控えている食生活を送っていますし、食あたりの線も考えにくいです。最終的に胃腸炎という答えに行き着き、まあ、人生胃の中身をぶちまけるときもあるよなと無理矢理納得することに。いずれにしても嘔吐は本当に苦しいですね。しかも下痢のおまけ付き。腹痛に悶えながら股間をゲロまみれにするのはもう御免蒙ります。
 それにしてもゲロ案件は何故突発的に起こるのでしょう。前回はドナルドダックの短編映画を鑑賞していたらいきなり吐き始めました。当然ドナルドダックに一切罪はありません。私は今も昔もドナルドダックの短編映画を心の底から愛しているのですから。今回は『パワプロアプリ』で選手を育成していたら突然気持ち悪くなり始めました。これもSS9までの選手しか作れなくてストレスで吐いたとかではなく、偶然以外の何ものでもありません。ドナルドダックとパワプロくんの名誉のために強調しておきます。


打撲について

 11月12月はハプニングが多くて。胃腸炎でポカリスエット生活を続けていた頃、廊下の曲がり角で顔面をぶつけて左眉を負傷したのですが、その数日後にはiPhoneを左の目尻に落として流血しました。今も傷跡と痣が残っています。iPhoneを顔に落としたことは何度もあります。でも、垂れるほど出血したのは初めてでした。眼球にあたらなかったのは不幸中の幸いですね。皆さまもお気を付けて。


目標について

 昨年末の記事を読み返したら、今年達成できなかったことばかり書いてあり少々凹みました。電子書籍化を目論んでいたにもかかわらず、過去の同人誌投稿作の改稿も、noteで継続中【読書備忘録】の編集も滞っています。マルチタスクに対応できない方なので、書評の仕事を一件加えるだけでこの体たらく。このまま後悔を募らせることは避けたいですが、強すぎる意志はカタストロフィの原因になり兼ねません。自閉症スペクトラム障害、精神疾患といった課題を優先して、できる範囲で処理していこうと思います。
 とりあえず掌編小説なり短編小説なり公開できたらよいですね。noteに掲載する小説の大半はWeb掲載物を改稿したもので、未改稿作品の在庫はまだあるのです。古いものは8~9年前。当時の文章をそのままお見せするのは恥ずかしすぎて無理です。Gambier Bayさんの口調で「無理無理無理!」と叫びたくなります(元ネタは『艦隊これくしょん』です)。なので、ある程度加筆修正して、見栄えをよくして公開しますね。


 それでは本年はこれにて。
 あなたにもわたしにも、よいお年を。


お読みいただき、ありがとうございます。 今後も小説を始め、さまざまな読みものを公開します。もしもお気に召したらサポートしてくださると大変助かります。サポートとはいわゆる投げ銭で、アカウントをお持ちでなくてもできます。