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テロップ自由研究 〜アナザースカイ〜

はろーnote。
今回のテロップ研究は「アナザースカイ」!
「なんかお洒落!」というざっくりなイメージを持っていましたが
「お洒落感」の出るテロップがどんなものなのかご紹介できればと思っています!

※本noteに添付している画像は全てこむぎこの手作りになります。
※使用している写真素材はフリー素材です。

1. 強めのぼかし×シンプル白文字

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アナザースカイの特徴はなんといっても
「シンプル」
これに尽きます。

シンプルが特徴、ってすごいですよね。
それだけ世のテレビ番組では派手で目立つテロップが多いんだと思います。

大抵の番組では視認性を重視して
背景に合わせて文字色を変えたり装飾をかけたりするのですが、
アナザースカイは多少の視認性の悪さは気にしません。

そもそも一眼レフカメラのぼかしを強めにいれた画作りが基本なので
文字がシンプルでも結構読みやすいです。

ぼかし有無で視認性が上がるイメージはこんな感じ。

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どうでしょう?
右の「ぼかしあり」の方がぐっと読みやすくなりますよね。

編集やテロップだけではなく、
撮影方法にもこだわってこのシンプルさが完成しているのです。

2. インタビュー音声は白ゴシック

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ロケ時のインタビュー音声は全て
シンプルな白ゴシックで統一されています。
装飾もほぼありません。
(わからないくらい薄くドロップシャドウが入っている程度)

アナザースカイはゲストの姿やそのロケ地の風景にフォーカスする番組で、
その雰囲気をしっかり伝えたい番組なので
阻害するようなテロップ入れを避けているのかなと思います。

3. 背景をうまく活用したポイントテロップ

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トーク内容をまとめるポイントテロップ。
ここにもアナザースカイならではの「粋」なテクニックが使われています。

それは「背景を使う」ということ。

上記の例でいうと
水平線を境に、海の部分に乗っている
「忘れない」というキーワードをうまく強調できています。

「文字色は白に統一」という縛りの中でも、
撮影の手法でうまく強調することができる素晴らしいテクニックです。

こういったテロップ入れは編集の時点で対応するのは難しいので
撮影前のロケハンや絵コンテ作成の時点である程度イメージできるとよいですね。

まとめ

いかがだったでしょうか?
なんとなくお洒落だなーと思っていたと思っていたアナザースカイが
撮影から高度なテクニックを駆使して
映像作りにこだわっていたんだなと感じました。

vlogや密着系のYouTube動画でも
こういったテクニックを使ってみたいですね!

ここまで読んでいただきありがとうございます!
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これからもテロップ研究やっていきますので
よろしくお願いします!

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