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先天的なものと後天的なもの

今日は人の能力と成長という話について。
私なりの考えを発信していきます。

以前、人材育成のお仕事をしていた際、
「人の可能性は無限大だ」ということを
信じていた自分がいました。

これはこれで間違いではないと思います。
先天的な能力より、その後の経験により、
能力は後天的に伸びていくと、
今でも信じています。

ただ、最近、一つ考えが変わったことがあります。
それは、全てが後天的に養われていくわけではなく、
生まれた時から、決まっている「器」の大きさ、
なるものもあるのではないかということ。

なぜ、このように感じたかというと、
仕事をする中で、同じような環境にいても、
取り組める量や、一歩踏み出す勇気なるものが
人によって全然異なり、
スタートは同じでも、年数を重ねるにつれ
ばらつきが生まれてくることを実感した時です。

全員が同じように歩めるわけではない。
皆、その人自身としての最大限の努力はしているはず。
ただ、そのできる量が人によって、全然違うこと。
当然、これまでの経験も影響していると思うが、
運動能力と同じように、生まれた時から
ある程度、決まっている分量があるように思える。

自分がどのくらいの分量の人なのか。
そんなことを客観的に理解できると
自分自身の活動も変わってくる。

以前、会社の支社長に、
「与えられた能力が高い人は、それなりに高いレベルでの貢献を世の中に果たしていくことが役割だよ」
と言われたことがありました。

能力が高いから良い、低いから悪いという話ではなく、
その人それぞれに応じた力をもとに、
支え合い、世の中が成り立っていくことが
大事なんだろうなと、ふと感じました。

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