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思えば自分の都合の良いように考えていた

今日も1日家の中で過ごしている。
そのため、普段読めていなかった積ん読本の山を片っ端からやっつけている状況だ。

今日は私の妻が買っていた、「すごい心理学」という本を読んでみた。
私自身も心理学には以前から興味があり、自分の気持や考え、人はどうしてこう感じるのだろうか?と心理学面から考えてみたいなって思うことがあるのだ。

なので、「すごい心理学」という本も惹かれるように読み、3時間ほどで1冊を読み切ってしまったものである。

その中で、一つ私の心に刺さる文章があった。

私たちは、誰でも自分のことを「善人」だと思っています。その一方で、世の中には、「悪人」ばかりがウヨウヨしているものだ、とも考えています。
自分だって、ほかの人と同じくらい悪い心を持ち合わせているという考えは、あまり持ちません。自分だけがキレイな心を持っていて、ほかの人はそうではない、と漠然と思っているのです。

この文章を読んだとき、「ウ!」と声を出してしまいそうな気分になった。笑

人は自分に都合の良いことしか記憶にしていないようだ。

確かに思い出したくない経験も記憶しているけど、自分の都合の良い解釈の仕方や自分があたかも悲劇のヒロインかのような解釈をして記憶をしている。

社会人となった今、職場で起こっていることも同じようだと思う。

なぜなら「どうして自分ばかり?」と思ってしまうことがいくつかあるからだ。
今回読んだ本で言えば、そう思ったとき、本当に自分ばかりが損をしていることは少なく、冷静に周りを見渡したり事実を確認してみると皆同じような思いをしている事が多いのだよね。

誰しも自分が一番かわいい存在に感じるのは当たり前のことである。

自分が幸せになりたいし、自分が傷つきたくない。これが本当の気持ちなのだろう。だからこそ、物事においては自分の都合の良いように解釈をしてしまうものなのだ。

こういったことを理解しておくだけでも明日からの対人関係が変わってきそうな気がする。「自分だけ」と思ったときは実はそうではないのだなって理解できる。
だからこそ、相手の立場で考えることもできるし、人にやさしくもできるようになるのかな。

自分に都合の良いように解釈をするのは決して悪いことではない。
だって、人間なんのだから。

だけど、皆自分に都合の良いように解釈をしてしまう傾向があるってことを知ることが大切であり、その上で人と接していけたらいいなって思う。

今日も一つの学びがあった1日(^^)

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