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HakoBA 函館 & 江差 旅庭 群来(くき)

こんばんは!ホテルづくりに夢中のぼんです。2020年ももうすぐ終わりです。

今週はオールインクルーシブのホテルの視察で函館まで。寒波と重なってしまい、猛吹雪の北の大地へ向かいました。先に言うと、死ぬほど極寒でした。

東京という地に慣れ親しんだ体は突然の雪に対応できず。滑ってこけたりと、雪国の洗礼を浴びながらも、何とか戻ってきました。

HakoBA 函館

まず函館1日目は HakoBA 函館 というこれも銀行をリノベーションをしたホテルです。ちなみに東京にある「LYURO東京清澄」も手掛けています。

ちなみに函館の雪は柔らかく、踏んだ時の「ぎゅっ」とした感触がたまりませんね。

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館内にはたくさんのアート作品が飾られていますが、アートにそこまで興味が無いので、サラッとみるだけで終わります。

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館内は昔ながらのアーチ型の窓があったりと可愛かったです。値段もそこまで高くないので若い人にはもう最高な場所ですね。

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部屋の中、暖房がオンになっていなくて、めちゃくちゃ極寒。最初凍るかと思った。オーソドックスなつくりで、ぐっすり眠れました。

江差 旅庭 群来(くき)

大本命!値段もたかい。一ヶ月ぐらい前から予約をしていたのでこの日を待ち続け、この極寒猛吹雪の中、前回死にかけたのにも懲りずにまた、車で江差まで2時間。やってきました。かー雪きびし。

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要塞?
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どうみても要塞

見た目、要塞か?と思わせる外観。こんなホテル見たことない。

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かっこえー
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入口です

要塞を抜けていった先に出てきたのがこの重厚な扉。周囲から隠すように石壁が建てられた旅館です。

この要塞形式というのは、思っていたよりも良くて。東京にある由縁という旅館も似たようなつくり。ホテルのエントランスに辿り着くまでの物理距離が「どんなホテルなんだろう?」と期待させます。

今回に至っては北海道は江差、計10時間近くはかかっているので、もう楽しむ準備はバンタンなわけですと。

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エントランスにはバーが併設しており、リピーターの方は無料とのこと。オールインクルーシブと言えど、一回目の方は一部が無料とのことすね。オールじゃない。

オールインクルーシブは「宿泊費の中に滞在時にかかる全ての金額が最初から含まれている」というもので、分かりやすく言えば飲み放題食べ放題ですね。宿泊中に追加で頼むストレスからマジで解放されます。

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玄関を抜けた先に出てくる居間のスペース。

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部屋は寝室とリビング?と和室があり、4人は泊まれるのかも。床暖がめちゃくちゃ気持ち良い!

ホテルでの気温調整はものすごく大事。適温なだけで居心地が良い。余計なものは全て隠しており、広々とした空間がまた気持ち良い。

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ちなみに、この要塞スタイル。近隣住民から反発もあり平屋造に変更したとのこと。

荒れ狂う日本海の近くにあり、静寂な部屋の中には間接照明が薄暗く光っていて、心が落ち着場所です。極寒だったのでテラスは楽しめなかったけど、夏ではテラスに座り、海を見ながら自然を感じることができるそう。

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部屋の中に源泉かけ流しの温泉があったので、まさかの2回も入った。源泉かけ流しは熱いと知ってはいたけど、やはり熱かった。

おそらく46℃ぐらいはあるんじゃないかな。ただ、今日は寒波に覆われた北海道の冬、凍りきった体を溶かすように、熱い温泉はめちゃ効いた。

部屋の中にあるので、何度でも入れる。これ程贅沢なことはないだろうな。

料理は基本地産地消。江差で取れた魚に野菜に。お肉に関してはオーナーが牧場で育てた羊とのことで。ホテルで出たモノは全て肥料となり、開業以来ゴミを出していないらしい。

ただのホテルではない。自然に還元し、地域に貢献している。姿勢も全部好き。

という感じで、オールインクルーシブを体験したけど、めっっちゃ良かった。ここ年に一回は来たいかも。こんなホテルをつくりたいものだ。

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ここです

江差はちなみにここですw

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