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フリートーク・ロックバー読本Ep.2: Flathead/The Fratellis

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EP2はThe Fratellisの「Flathead」。ロックバー読本Part.1に収録されています。

コラム本文

以下、コラムを抜粋します。

06年アルバム『CostelloMusic』の2曲目だが、07年を代表するポップ・ロック・チューン、07年回顧みたいな機会があれば必ずBGMとして使われるだろう。曲名でピンと来ない人も、聴けば、きっと、これかって思うよ。07年というのは徹底的に何もなかった年だった気がするが、歳を取れば取るほど、年々、なーんもねぇなぁという気分が横溢するわけで、実際個人個人では色々色色なことがあったに違いなく、祝儀不祝儀、実際、色々色色なことがあった人も何人か知っている。そして、俺にとってはupsettheapple-cart(アップセット・ジ・アップルカート)という名で、ロック・バーを開き直したという超ビッグ・イベントがあった年なわけである。

この曲は開店当時にかけ倒した。サビの、Badabappadadadabadadadadadadadabadabappadadadada、というコーラスがまるで赤ん坊の産声のようであった。たわいのないラブソング、それがまたいいわけで、たわいのなさ万歳、という気分を大事に店を続けて生きたいと思った、今もそう思っている。バンドの名前の意味は、友愛、そこもまた素晴らしくいい。

人生で二度ロックバーを開いた狂人が二度目のロックバー「Upset The Apple-Cart」を創り上げるプロセスが明かされます。

裏話

EP2は2020年下旬、Upset The Apple-Cartのお店にて、完全なコロナ対策をしながら収録しました。2021年1月7日に予定されている緊急事態宣言以降はまた、イレギュラーな営業体制に。土日祝日のみの短縮営業という思い切った決断です。この間にロックバー読本4巻を出すとの意向を受け、3つで区切りが良かったので、アーティスト毎やアルバムといった切り口を試してみないかと打診するもの、一旦は曲単位で出し切る、ということで却下されてしまいました。なお、Podcastには深夜でも時間を割けるとのことで、西川さんのやる気は満々です。是非、今後もお楽しみになさってください。皆様もPodcast立ち上げ委員会として、建設的なフィードバック・ご提案をお寄せください!

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