アナと雪の女王をみたよ

真実の愛とは罪悪感である
そんなストーリーが見えた作品だった。この物語のテーマは真実の愛であることは作中でもそのワードが何度も出てきて間違いはないと思う。そのなかで真実の愛とは自分より相手のことを大切に思う気持ちだとオラフは語っていた。作中では家族愛、男女の愛についてあとはスヴェンとクリストフの友情のシーンかそんなとこが描かれていた。家族愛についてはタイトルにもなっているアナと雪の女王のエルサの関係性であろう。

アナ雪の盛り上がりシーンは2点にあったかと思う。エルサが山奥に閉じこもり雪の女王になるところ。ここでは主題歌でもあるレット・イット・ゴーをエルサが唄いあげる。ありのままの自分=化け物の自分 少しも寒くなくなってしまった、人間でなくなってしまったエルサが山奥でひきこもって1人で自由に生きて行こう 幸せになろうと決意するシーンはアニメーションの美麗さから薄められてはいるがなかなかホラーで面白い。

次の盛り上がりは氷と化してしまったアナが人間に戻り再びアレンデールに夏が訪れるシーンだろう。アナと雪の女王では情愛シーンをアナ、ハンス、クリストフが受け持っていたかと思うが最後にエルサがかっさらっていったのは予想外で驚きだった。

ハンスは王女の地位目当てでアナを狙っていた。これは真実の愛ではなかった。

クリストフ 彼は自分のなかに密かにアナを想う気持ちが芽生えながらもすでにハンスという相手がいるアナから身を引こうというところからスヴェンに肩を押されアナの元へと帰った。好きな気持ちに気付いていながらアナのために身を引かねばならないという罪の意識。これをオラフは真実の愛だと語ったのであろう。

結局のところアナを救ったのはずっと大好きな妹なのに近づいたら、触れたら傷つけてしまうという恐怖感と過去に実際傷つけてしまった罪悪感を抱え閉じこもっていたエルサの心だった。正確には罪悪感を乗り越え一歩どうにか踏み出した心だった。

ところでなんでエルサって氷の城からでたんだっけか? 感想まとめた今思うとそこ見逃してたけどそこ大事だよな。

総評

歌は良かった。

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