小峰ひずみ

文芸雑誌『臨』主宰。マルクス・フーコー・臨床哲学。少子化論、無縁社会論、社会運動論を中心に投稿していきます。文芸批評家たちが好き。

Twitterの二つの分岐――エッセイ(試み)と批評(危機)

Twitterを見ると、批判、中傷、罵詈雑言、批評なんてものがザッと並んでいて、寝起きに見るものじゃない。でも、起床一番、開いてしまうのは、わいだけだろうか。世界中の…

難解な文体を超える「詩」の役割――谷川雁のオルグについて

哲学書を読んでいると、目がしばしばする。漢語翻訳語ドイツ語フランス語英語と並んでいて、これはもう日本語じゃないなという気がする。そして、さんざん苦学して習熟した…

左翼にはメタファーが足りない〜隠喩と社会運動〜

  経済に弱い左翼、そんな左翼に価値などあるのだろうか?    左翼は変わってしまった。スロヴァキア出身の哲学者・スラヴォイ・ジジェクはなげく。何を?左翼が変わっ…

〈騒音の夕べ〉試論~波の制圧のめぐって~

 奴隷たちの夕べは、いつだって明るい。労働を虚数に変換した後の夕べだ。暗いはずがない。 ヒトラー、 あの稀代の演説家がねらったのも夕べだった。クーデターズとチェ…

悪口論~腐った土壌の腐った権力~

今回は「悪口」について述べます。労働運動を勉強するとわかるのですが、私たちは常々「悪口」と中動態的な資本主義の結託に苦しめられてきたからです。 間違ってはならな…

非モテ論の落し穴~「世間」型権力論からの考察~

〇モテ論と世間 「モテないこと以外のほとんどすべての不幸は、モテてさえいればなんとかなる(か、ガマンできる)。」という二村ヒトシさんの言葉をみたときの衝撃は、ま…