見出し画像

渋谷の交差点でキスをするカップルとスナップシューター

昨晩の渋谷、スクランブル交差点のTUTAYAで待ち合わせをしていた時ボーっと外を眺めていた際、カップルが別れを惜しんでハグしたり、キスをしていた。

それを横からシュートするスナッパー。イカしたフィルムカメラでバシャッと撮って、通り魔のように地下鉄へと逃げていった。なんとも都会らしい。

ここで色々と考えた。肖像権、モラル、カメラマンとしてのシュート欲…。

私のスナップに対する感覚

基本的に、スナップシューターは人間をアリの群集や自然界の動物のようにみていると思う。勿論そうじゃない人も多々いるが、少なくとも私はそんな感じ。だから、その場で嫌な顔をされることよりも、それが「記録」として残ることを優先しているし、それが歴史的記録でもあるという感覚がある。

ただ、現実的に、だ。モラルというものがある、ルールがある。配慮があり、プライベートがある。

つまり、そこを犯してまで撮るべきものなのかを見定め、責任をもって撮る必要があるということだ。何でもかんでもとってるやつは、タダの荒らしである(いや、他人から見たらどのみち不快なんでしょうがね)。

カメラマンの街頭での撮影や個人の撮影については多々判例もある。気になる人は是非調べたらいいと思う。私も詳しいわけではないが、なにかと見たりする。訴えられることだってある、当たりまえだ、立場が悪くなることも、そのあとの活動に支障をきたすこともある。それでもいいという覚悟があれば、撮ればいいと思う。ただ、命だけはシュートするでない。なんなら自分が撃たれるかもしれない。そっちは自業自得ですが。

…それが今現在の私の持論です。

ちなみにその渋谷交差点のカップルは、外国人2人だったのだが、おそらく撮られていることには気がついていた、近距離だったからね。それでも見せつけるようにかれらはハグしでキスしてた。なんだかかっこよかったよ(これが駅だったら邪魔なんだろうなーなんて考えもした)。

都市を撮る

東京を撮ることについては、ことしはもうちょっと考えたいなって思う。我が先生の影響もあるし、もうちょっと向き合ってチャレンジしてみたいなって。読んでたらごめんなさい、せんせい。今年は頑張ります。

では、本日はサクッと。

KOMIYA


よろしければサポートお願いいたします。noteや写真活動の糧にさせていただきます。