「一番搾り とれたてホップ生ビール」の仕込み式を見学して感じたこと


私は9月21日に遠野産ホップ「IBUKI」を使った「一番搾り とれたてホップ生ビール」の仕込み式を見学しました。

前回のプログラムで見学したホップが収穫され、そのまま冷凍されているものと聞き、香りや栽培・収穫の流れを知っている分、親近感を感じ誇らしい気持ちでいっぱいになりました。

また、式に参加して感じたことは、私たちが何気なく店頭で手にしている製品の一つ一つが今まで予想もしなかったほど多くの課程が必要だと知りました。

例えば製品を開発した後でも消費者に歓心をもってもらうために広告・広報活動を行いますが、その二つはそれぞれ長所と短所があります。
まず広告活動は製品を開発し、販売する企業が自ら内容を決定することができるが、費用が高くなりがちになってしまいます。

次に広報活動は報道陣が内容と報道の尺を決定するため、意図せぬように伝わってしまうことがあります。

私はこれら二つの差異を能動的活動か受動的活動だと感じました。広告は自ら発表内容を決定できるため能動的であり、広報は発表内容を報道陣に任せるため受動的だと感じました。

せっかく開発しても、製品の魅力を正確に伝えなければ、生産・開発の苦労を無駄にしてしまうため、広報と広告の双方を効果的に織り交ぜることの重要性を痛感しました。

また、広報はその性格上、限られたチャンスを生かす必要があり、失敗は許されません。そのため、伝える側も聞き手も全力であり、式典会場の緊張感がひしひしと伝わってきました。
私はその「社会人の本気」を初めて目の当たりにしたので、自分が将来仕事をして生活していくことを想像し、大変そうだが楽しそうだと感じました。

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