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私の好きな伊丹十三映画

出会いは「タンポポ」。

私が中学生の時に父が単身赴任したのですが、数年後、そこを撤収した時に持って帰ってきたビデオが「タンポポ」でした。
所有者である父より姉と私がハマっちゃって。
今でも台詞を使って話すことがあります。「何かを軽いものを〜」みたいな。

時は、バブル。グルメブーム。
極めているのか嘲笑しているのか何とも軽妙洒脱。こんな映画他で見たことありません。

「お葬式」

テレビで観たような。よくわからなかったなあ。でも、はずせない作品なんですよね。お葬式が進んでいくんですけど、今観たらよくわかるのかな。
とにかく出てくる女の人たちがムッチムチなんです。ムッチムチ。

「マルサの女」

この頃、レンタルビデオ屋が地元に進出。「タンポポ」で娯楽映画の楽しさを知った我々姉妹は通いまくります。自転車30分くらい爆走してね。ようやるわ。
「マルサの女」では、脱税するラブホテル経営者を演じる山崎努が濃いキャラでねえ。マッハ文朱さんも出てましたね。最近、娘さんが宝塚歌劇団を退団されましたが、お母様に似て長身で素敵でした。

「マルサの女2」

一番好きかもしれない。ソーブで聞き込みする若手マルサを演じる益岡徹の初々しさ!とにかくカッコいい津川雅彦!もういるだけで怖いよ三國連太郎!女ってそこに隠すんだ絵沢萠子!担保にされる美少女洞口依子!
映画観てるわー!とドーパミン炸裂間違いなし。

「スーパーの女」

スーパーの裏側を知ってお肉選びとかの勉強になりました。
「タンポポ」でちょい役だった松本明子さんが主要メンバーに。
津川雅彦と宮本信子が何かノリで同衾するのですが、お互いの「鮮度」について語るところが面白かったです。
この作品あたりから、映画館で伊丹作品を観るようになりました。
私に好意を寄せてくれる男の子を誘っていったことも何度かあったなあ。
で、伊丹作品を共に観たあと、みんな離れていくんですよ。
何でなのかな。
ええ、今も昔も「タイタニック」とか観るような女じゃありませんよ。

我が家の伊丹書籍。真ん中は松山の伊丹十三記念館へ行った時に購入。
また行きたいなあ。

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