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第65 回青少年読書感想文全国コンクール課題図書高学年用「ぼくとニケ」

高学年用までたどり着きました。

うーむ、中学年用と若干設定がかぶっていました。

主人公は真面目な少年。

友人は少し破天荒。

友人の両親は離婚していて、現在、母子家庭。

友人の母親の職業は看護師。

夜勤もあるため、友人は一人ごはんをしている。

まあ、このくらいかぶっていました。

選んだものがたまたま2作続いて、看護師の子供は寂しそうという設定がねえ。

母が看護師(夜勤あり)だった私としては、モヤっとするというか、イラっとするというかね。

私は鍵っ子でしたけど、全然孤独ではありませんでしたからね💢!

まあ、時期によっては、姉がいたり、祖母がいたり、犬がいたりしたのもありますけど。

あと、母子家庭やなくて、お父さんもおりましたけど。

しいていえば、私は孤高であったからね!

ひとりだからこそ楽しめることに集中していたからなんの問題も無かったからね!

まあ、たまたまの設定だったわけですので、イライラするのはこのくらいにして😁。

この作品は、少年が猫を育てることによって成長する物語です。

作者は、作家兼獣医。

作家としてよりも獣医として伝えたいことがはみ出してしまったかなという感触を得ました。

教科書的な文章があらわになるにつれ、作家として全力で書くならほかのやり方があったのではないか、とこみ上げるものがありました。

教科書的なほうが読者につたわりやすいと思ったのかもしれないけど。

その代償じゃないけど、教科書的なセリフを言わされる登場人物がうすっぺらく見えてしまうのが残念でした。

あと、主人公の友人が学校に来ない理由をばらすの引っ張り過ぎ!

以上が気になった点でした。

ワークシートも完成。

1日寝かせて、明日、最終確認いたします。

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