見出し画像

ひとり親家庭に最大16時間の無料保育を提供開始!きょうだい児のサポートもはじめました!

 4月6日よりスタートした『新型コロナこども緊急支援プロジェクト』。多くのご寄付をいただき、対象家庭への支援がスタートしています。

 本当に、ありがとうございます!

 今日は、ひとり親家庭への支援についてご報告させてください。
  

【アンケートから見えてきた、ひとり親家庭のベビーシッターニーズ】

 まずは、ひとり親家庭のニーズを明らかにするべく、フローレンスの訪問型病児保育を「寄付によるひとり親支援プラン」で利用されている方を対象に、アンケートを実施しました。

(アンケート実施期間:4月8日~13日、対象者:181家庭、有効回答数75件)

 アンケート結果を一部ご紹介します。

 一斉休校・休園期間の延長や外出自粛要請によって、82.6%のひとり親家庭が「とても困っている/困っている」と回答されました。

ひとり親支援記事2


 「行政や民間企業による支援策として、どんな制度やサービスがあったら助かりますか」という問いに対しては、「所得保障(61%)」、「ベビーシッターなど自宅で子どもをみてくれるサービス(60%)」、「支出の補填(59%)」という結果が出ました。

ひとり親支援記事3


特に困っていること・心配なことについての自由回答のなかでは、

「混雑するスーパーに子どもを連れて行きたくない」
「集中して仕事を片付けたい」

といった声も見られました。

 また、「寄付によるひとり親支援プラン」を利用されているご家庭には、きょうだい児がいるご家庭もあります。

実際にアンケートでも約35%のご家庭が2人以上のお子さんを養育していることが分かりました。

ひとり親支援記事4


 こうしたアンケート結果を受け、ひとり親支援プランに入会しているお子さん以外にも、きょうだい児へのサポートを行う必要があると判断しました。

 フローレンスではアンケートの声と、ひとり親支援プラン利用会員の状況を踏まえ、

 「ひとり親・きょうだい児サポートプランの新設」
 「ひとり親家庭への無料保育プレゼント」

 という2つの施策を実施することといたしました。


【『ひとり親・きょうだい児サポートプラン』概要】

ひとり親支援記事5

■対象
・既に「寄付によるひとり親支援プラン」で入会している会員の、きょうだい児
 対象年齢:生後6ヶ月~小学校6年生まで
・現在フローレンスに入会していない、きょうだい児が対象となります。
(すでに入会されているお子さんはこのプランの対象外)

■保育時間
平日8:00~18:30 
※早朝/夜間オプションは別途ご加入いただければご利用可能です(有料)。

■保育内容
・病児保育
・健康児保育

■料金
保育料 1時間1,000円(税抜/利用翌月ご請求)
交通費等 実費(交通費のご負担額は1日あたり1,000円まで)
キャンセル料 あり(キャンセル規定は通常の病児保育同様)
月会費 5月、6月分は無料。7月以降は1,000円/月。

※登録方法の詳細、留意事項、利用開始までの流れ等は、対象の利用会員あてにメールにてご案内いたしております。

【ひとり親家庭に最大16時間分の無料保育を提供】

ひとり親支援記事6

 フローレンスのこどもレスキュー隊員が、病児・健康児に関わらず「ひとり親支援プラン」「ひとり親・きょうだい児支援プラン」をご利用中の家庭へお伺いし、保育を行います。

 毎月1回の初回無料枠を利用後、さらに最大16時間分の無料保育が利用可能です。

■対象
・ひとり親支援プラン利用中のお子さん
・ひとり親・きょうだい児サポートプランに入会されたお子さん

■利用時間
一人のお子さんにつき、1日あたり8:00~18:30のなかで最大8時間/回を2回まで

■保育内容
病児保育・健康児保育

■料金
・保育料 無料
・交通費等 実費(交通費のご負担額は1日あたり1,000円まで)
・キャンセル料 あり(キャンセル規定は通常の病児保育ひとり親支援プランと同様)

■利用期間
4月28日(火)~6月30日(火)

 なお、新型コロナウィルス感染症に関するお預かりの前提と、健康児預かりの詳細についてはこちらをご参照ください。

https://byojihoiku.florence.or.jp/news/info/12038/

 今回の「ひとり親・きょうだい児サポートプランの新設」ならびに「ひとり親家庭への無料保育プレゼント」については、(公財)東京コミュニティー財団による新型コロナウイルス感染症:拡大防止活動基金の助成を元に運営いたします。

https://readyfor.jp/projects/covid19-relief-fund/announcements/129775

ーーーーーーーー

 引き続き本プロジェクトを推進し、親子が抱える課題を解決していくためには、皆さんからのご支援が必要です。

 フローレンスとともに、継続的な支援体制をつくっていきませんか。本プロジェクトへのたくさんの方のご参加をお待ちしています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?