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これからはじめる、見えないものをつなぐ場所をつくることについて

生きる力ってこういうことか。
「わたし料理上手じゃないけぇ」と言いながら自分の田んぼで作った新米に隣町の海から獲れた魚介たっぷりの寄せ鍋を御馳走してくれた、高知のおばさん。
「お前こんなことも知らんのか」と言いながらナイフで栗の剥き方を教えてくれた、徳島の山奥で暮らすおじいさん。

田舎で暮らすために必要な力を教えてくれた人たちとの出会い。晴れた日は外で働き、雨の日は中で休む。そんな風に自然とうまく付き合う暮らしから培ってきたモノが、大学生だった自分には新鮮でした。

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大学生の頃から地方や田舎という場所に興味を持っていて、一次産業と人をつなげる仕事をしたいというのがぼんやりとあって。
その理由というのは、子どもの頃の体験からきていると思っています。
母方の祖父母が江戸時代から続く梨農家でして、幼いころは梨畑の下で育ちました。
セミを1日に何匹捕まえられるか、はたまたセミを捕まえながら網の中に何匹ため続けられるか。
畑にあるモグラの穴に水を流し込んでモグラが穴から出てくるところを追いかけて捕まえたり。(害獣なので撃退するためにおじいちゃんが教えてくれました)
と、子ども心にはたまらない冒険的な(残酷な?)遊びをさせてもらったのを覚えています。
今ではセミを持つことすらためらうほどの大人になってしまいましたが、梨農家の孫として育ったことは誇りです。高校〜大学生の時に何度か祖父母の跡を継ぐことも考えましたが、数年前から叔父さんが継いで僕の大切な場所を守ってくれているので陰ながらに応援しています。

そんな経験から、農家ではないけれど僕の中には農家の血が流れていると思っています。浦幌町に来てから、タコ、サケ、カレイ漁などを体験したことがあるのですが、車で本を読んでも酔わない体質なのに、海の上では船酔いするし、波が荒れると立つこともできなくて使い物にならず…。
やっぱり僕は農民なんだ!(?)と謎に納得するきっかけとなりました。(笑)

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浦幌町に来てから、小さく地道に、町の人と外の人をつなげる企画をやっていくなかで気づいたのは、好きな人を誰かに紹介してつないでいくことが好きなんだなということ。
だからこそ、これを続けていけるように関わる人たちとコミュニケーションを取りながら、地域の人には無理がなく、外から訪れる人にはまた来たいと思える機会を用意したい。

振り返れば、今まで自分が地域に飛び込んで、多くの人と出会い、新しい学びを与えてもらったことが楽しかったという経験から、こんな体験を他の人にも味わってもらいたいというのが根っこにあるのかもしれません。

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十勝郡浦幌町で農村(農山漁村)とつながる宿をつくる

浦幌町に来てから3年が経ち、観光業を始めてからというもの、やっぱりこの地域には新しく宿が必要だと勝手に強く思っています。着地型観光(という表現が適切かわかりませんが)を始め、浦幌町に人の流れを作り、経済的に成り立つ仕事をつくることを目指して体験型ツアーを何回かやってきたけれど、やっぱり泊まりたいと思える場所が無いとなぁと思い至りました。

この町を目的地として訪れてくれるように、それを下支えする役割としての宿という場所をつくる。観光という言葉のイメージにとらわれず、また訪れたいと思える、つながりをつくる場所を育てていきたいです。

これから始まるプロジェクト、悩みの種は尽きませんが、浦幌町にまた行きたいと言ってくれる人がいることが今の励みです。

フェイスブックページも開設しました!ホームページも開設準備中です。(改修も始まっていないのに気が早い)
簡単な情報はフェイスブックから発信しようと思っています。

十勝浦幌ではじめるゲストハウスプロジェクト

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どうぞよろしくお願いします!


〜イベント案内(詳しくはリンクをご覧ください)〜
3/22(日)15:00〜16:00
オンライン配信|町と育むゲストハウス を開催します!
ゲストハウスコケコッコー オーナーの名塚さんと
HOUSE MOEWA オーナーの神宮寺さんをお招きして
「ゲストハウスって何?」「ゲストハウスがあることで、町にはどんな変化が起こるの?」といった疑問について、実際のゲストハウスオーナーの事例から学ぶセミナーを開催いたします!ゲストと一緒に浦幌町にあったらいいな!のゲストハウスの姿についても考えてみます!

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十勝浦幌の農村地域で観光の仕事をしている人。「どこでも情報が得られる時代に、心豊かになる実体験を。」をコンセプトにツアー業、宿泊業などの仕事をしています。農村の社会価値を高めていくことがやっていきたい。聞き上手。実家が梨農家。

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十勝の浦幌町で、まちと旅人がつながる宿を作るコマツのゲストハウス開業日記。

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