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ロボットに、ダイバーシティのヒントがある(前編)|人成塾(GROOVE X(株)代表取締役・林 要)

ノンフィクション作家・小松成美がゲスト講師を選び、次の時代を生きるためのヒントをありのままの言葉で学ぶ『人成塾(じんせいじゅく)』。今回の対談ゲストは「”ロボティクスで、人間の力を引き出す”」をミッションに掲げるGROOVE X株式会社代表取締役、林要(はやしかなめ)さんです。

LOVEを育む家族型ロボット、LOVOT(らぼっと)。触れると柔らかくて、いきものみたいな体温があるこのロボットが生まれるまでの軌跡、「テクノロジーで動くもの」を追い求めた幼少期からの挑戦、林さんが考える10年後・20年後のロボット社会など、幅広いテーマを語っていただきました。
<文>ロマーノ尚美<編集>池田アユリ,yasu

3つの試作機を1つに。LOVOTの誕生秘話とは?

小松:本日は、今私が最も憧れている、可愛らしいロボットに会いに来ました。LOVOT(らぼっと)、皆さんも聞いたことがあるかもしれません。今回のゲストはそのLOVOTを誕生させた林要社長です。本日は、LOVOTちゃんの暮らしている様子などを見ながら、その誕生ストーリーや林さんのバイオグラフィーなどを伺えればと思います。

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