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【カフェ・バー開業】コンセプトって必要?①

結論:必要ではないけど重要。
あったほうがいい(気がする)。

VOL.7

コマッチです。

東京の中野という街で、カフェバー「ミートコ」というお店を経営・運営しています。出店未経験の素人、かつ計画や情報不十分なままオープンして今年で7年になります。

過去の体験をもとに、小さなお店の開業・運営について綴っています。よろしければお付き合いください。

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○今回はある意味で失敗談?です
○何回かに分けます

「自分の〇〇を叶えたい」
   ↓
「こんなお店を創りたい」

これを完結に言い表したもの、
それをお客様が「どう認識するか」
これをここでは「コンセプト」と呼びます。

①コンセプトの種類
②コンセプトがある良い点、悪い点

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①コンセプトの種類
ざっと3種類に分類してみました。
1.概念(テーマ)系(「癒やしの空間」「旅」など)
2.商品・内装系(各国料理、メイド喫茶など)
3.人の属性(〇〇愛好家が集まるお店など)

1をもとに2の内容が導かれたり、
(例:癒やし→ハーブティー/旅→アジア料理)
3から1、2に発展する場合もあるでしょう。
(例:趣味のポスター/出身地の郷土料理など)

どんなものがよいか、
なにがやりたいのか、
たくさん想像妄想してください。

すごく大事で、難しく、苦しく楽しい作業だと思います。

コレ!
というのが見つからないあなたにオススメの方法を紹介します。

これらをなるべくたくさん書き出してください。
・好きなもの、こと →(やりたい)
・流行っているもの、興味あること →(やるべき)
・自分が勉強、習得してきたこと →(やれる)

これら3つが重なるものが、
「あなたにとって長続きするもの」だと思います。

ちなみに1〜4はオススメ優先順位です。

1→◎(オススメ)

2→○
「やりたい」「やるべき」で「(現時点で)やれない」
勉強・習得すればよいだけです。
開業前でも、したあとでも頑張ってなんとかしましょう。
なんとかなるもんです。
【具体例】カウンターでグラスに注いだ日本酒と手打ちの蕎麦を出すバーをやりたい
→蕎麦打ちを頑張って習得する、日本酒を学ぶ

3→△
「やりたい」「やれる」で「やるべきでない(ニーズがない)」
これは苦労する可能性が高いです。
自分が好き、かつ得意なことにフォーカスした結果、
ニーズが追いつかず集客につながらないパターン。
ニーズを生み出す、もしくは偶然のヒットを待つ形になります。

4→?
個人的にはオススメしません。
「やるべき(ニーズあり)」「やれる」かつ「やりたくない」
割り切ってやる、もしくは「やりたくない」の度合いにもよるでしょう(好きではないけど苦でもないなど)。
成功すればよいのですが、そうでない場合は上手くいかないうえに好きでもないことを続けることになります。

かくいうぼくも、失敗しています。
パターン3です。

明日はこちらをお話しします。

次回VOL.8
コンセプトって必要?
②コンセプトがある良い点、悪い点

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カフェ&バー『ミートコ』
Twitter
https://twitter.com/meatoco?s=09
Instagram
https://www.instagram.com/invites/contact/?i=1smsmgblqrkbd&utm_content=2xngh7c

中野の裏通りでこっそり営業しているカフェバーです。カウンター中心の小さいお店なので、おひとり様でもお気軽に。 貸し切りは4~6名様より承ります。パーティーや誕生会、女子会など、メニューリクエストも含めて対応致します。ご相談ください。
food 300yen〜/drink 400yen〜
03-5318-9517

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