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インバウンドサミット2020 に参加しました!

今日は、訪日外国人向けWebマガジンを運営する株式会社MATCHA主催のオンラインイベントに自宅から参加しました。

当初、2,000人の参加を目標とされていたところ、なんと、3,100人超え!こんな大規模なオンラインイベントが、これまであったでしょうか…!?本当にすごい。それだけ、関心が高いということですね。

<開催概要>
・イベント名:日本インバウンドサミット2020
・開催日時:
 2020年7月23日(木・祝) 14:00 - 17:30
・開催方法:オンライン
      (Zoom, YouTubeを使用予定)
・参加費:無料
・主催:株式会社MATCHA
・メディアパートナー:月刊事業構想
・後援:内閣府知的財産戦略推進事務局、
 国土交通省観光庁、日本政府観光(JNTO)、
 ジャパンショッピングツーリズム協会、
 やまとごころ 
・公式サイト:https://inbound-summit.com/


「インバウンド観光は世界戦」である、
「日本のインバウンド観光の機運を上げたい」
MATCHA代表の青木さんの爽やかで、でも熱のこもったオープニングトークでイベントははじまりました。

続いて、星野リゾート 星野社長の基調講演。
いつも明快で分かりやすい。

メモのようにツイートしていたので、
少し共有します。



その後は、以下5名によるパネルディスカッション。

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観光産業が地域に与えるインパクト。
観光産業が地域経済に貢献していること、
インバウンドが、なぜ地域にとって大事なのかを伝えることが重要である、という星野社長の言葉に、あらためて土壌づくりの大切さを実感しました。それは国民も、そして観光事業者自身も。


その後は、フジロックよろしく!総勢80名もの登壇者によるエリアごと、そしてデジマケや食などのテーマごとのセッションが同時進行で行われました。

どのテーマも気になって、とても迷いましたが
エリアセッションでは、我が故郷・北海道と欧米人が比較的よく来ている中国エリアをはしごしてみました。

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カテゴリーセッションでは、たくさんの魅力的なテーマがあったのですが、デジマケをチョイス。

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JNTO香港事務所長である薬丸さんのこの言葉に、まさに!と思いました。

「香港での観光誘致合戦を一言で例えるなら…
ライバルも入り乱れる、下りエスカレーターを上る競争!」

すなわち、立ち止まることが許されない状況であるということ。

また、これはどの市場でも言えることだと思いますが、インターネットで見つからないもの、探せないものは「存在しない、売られていないと同義」であるということ、いまはお客様は目の前にいないけれど、手をとめていてはいけないということ。


丁度、昨日こんなニュースもありました。

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この記事によると、2021年の旅行のGoogle検索は3月から124%増加していて、多くの人が2021年の旅行計画を早期に始めているとのこと。
地球規模で見ると、最も人気のある2021年の目的地はアラブ首長国連邦なのだそう。

また、ここで日本にとって朗報なのは、
Googleによると2021年の旅行を検討した米国の旅行者が最も検索した5つの国のうち「日本」が入っているということ。(ちなみに、他の4カ国は、
イタリア、ギリシャ、アイルランド、エジプト)
記事では東京や熊野古道について、さらに詳しく触れられています。

そういう意味でも、今から自分の地域の資源をコンテンツとしてしっかり磨き上げ、SNSなどを活用しながら届けていくことが大事、プロモーションの手を緩めないということが大切だと感じました。

3時間半は、あっという間でした。
当然すべてのセッションは見られなかったですが、(後日、YouTubeで見逃した配信してくださるそうなのでご安心を…!)
観光庁も後援させていただいた経緯で、
事務局運営に少しだけ関わらせていただきました。
裏から、進行を拝見していましたが、
どのセッションもzoom、YouTubeともにたくさんの方が集まり、チャットも活発で大盛況。
この多数のセッションを、常にサポートしながら、全体をまとめ上げていく。事務局の結束と神がかった素晴らしい運営に鳥肌がたちました。
本当におつかれさまでした。

青木さんのnoteに、メンバーのお名前とイベント後の思いが綴られていますので、ぜひご覧ください。




いま、観光の現場ではすこしネガティブな空気が流れていて、まして、インバウンドを呼べる状態ではありません。

でも、このイベント内はどこも前向きで明るく希望の光を感じました。

開国をしてからでは、遅い。
いつか、堂々と海外のお客様をお迎えする
その日のために、私たちが今からできることを
考え、一歩を踏み出す。
そんな大切な一日になりました。