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#ビジネス
ネットビジネス版大河ドラマ『2050年のメディア』
これは面白い。この業界に関係する人にとってはマストアイテムかと。いわゆる歴史物。大河ドラマテイストとでもいいましょうか。物事ではなく人に焦点が当たっているので、読んでる方も、あの時こんなことになっていたのかと思うことありありでした。もちろん業界全体を取り上げているわけではないので、続編も期待したいところです。
#書評 #ビジネス #2050年のメディア
破壊的イノベーションはビジネスだけでなく、社会そのものを破壊してしまうことにそろそろ気づくべき
『1%の富裕層のお金でみんなが幸せになる方法』
帯書きでビルゲイツ絶賛とあるが、本当かな?と疑ってしまう内容だ。著者のクリス・ヒューズは、Facebook の共同創業者として若くしてビリオネアとなった。
この本の大半は、その彼の成り上がりを自叙伝的に紹介にしているだけで、本のタイトルのような提言とそのソリューションは僅かしか書いてない。いわば彼の自慢本なので、そういうのが鼻につく人は読まないほ
誰かに話したくなるかどうか
今日の一冊。先日、著者である澤さんのプレゼンを生で聴く機会に恵まれた。働き方改革に関する内容で大変印象深かった。あまりに気に入ったので、職場に戻ってから当日のプレゼン資料と共に周囲に触れ回ったほどだ。
本書の冒頭にプレゼンの三つのゴールとして、
聴いた人がハッピーになる
聴いた人から行動を引き出す
聴いた内容を他人に言いふらしたくなる
との記述があった。
どうやら私は澤さんの狙いに
運よく未来を掴める者が成功するという話だな
スタンフォードの学生に向けた講義内容を本にしたので、基本説教くさい。まあこうしたら成功するよとウソくさい情報商材よりはマシだけどね。計画は大事。小さく産んで大きく育てる。競争せずに独占できる内容で勝負する。営業はとても大事。結局誰と組むかが一番大事。ということで、熱意を持って基本に忠実に取り組めということでした。ただ、ここでも出て来たけれど、既にある未来を掘り起こして顕在化することをミッションにせ
もっとみる「傷ついたG」もそうだけど、『New Yorker』化した『WIRED』はかなり悲しい。
今月の米国版『WIRED』は3年間G社に潜入し、その内幕をバラすという結構刺激的なもの。サブタイトルが、シリコンバレーで最も幸せな企業の悲劇なのだから穏やかでない。近頃はGAFAに比べて日本のIT企業はイケてないと悉く揶揄されているわけだが、かの国のワンダーランドもいいことばかりではなさそうだということなので、この手の記事こそ、率先して翻訳されるべきであると思うのだが、そうならないところがなんとも
もっとみるレンタルなんもしない人は、実はスペックゼロではないなって思う。
『<レンタルなんもしない人>というサービスをはじめます。スペックゼロでお金と仕事と人間関係をめぐって考えたこと』を読んでみた。
図書館のオンライン予約の新刊紹介コーナーに変わった題名の本が登録されていたので、とりあえず予約を入れた。人気の本らしくすぐには貸し出しが回ってこない状況で漸く読むことができた。
その時点で、レンタルなんもしない人は既に現象面でSNS界隈では多くの人が知っている内容だっ
結局人に聞くのが一番いい。
今朝、卓脇の書棚から引っ張りだしたのがこの雑誌『DHBR1999-9』特集ナレッジマネジメント。理由は、今日の午後に若手社員の発表会があって、レビューアーとしてコメントしなければならないからだ。発表内容は発表タイトルから類推するにナレッジの共有化らしいので、寝ぼけた頭で参考文献がないか机の上を弄ったらこの本が眼に入ってきたというわけ。まあ、コメントもらうなら、学会発表であれ仕事であれ、資料くらいは
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