Nizi Projectで毎週泣いてるアラサー

　NiZi　Projectをご存知でしょうか。
　HuLuで配信され、日テレのスッキリでも特集されているガールズグループのオーディション番組です。

Nizi Project Season 2

　全国１万人の地域予選から選ばれた26名で東京合宿審査、そこからさらに選ばれた13名が韓国で半年間(めっちゃ長い)にわたる合宿審査に挑みます。
次々に課されるミッションに挑戦していくメンバー達を追いかける同番組は、すでに多くの視聴者を夢中にさせています。

　私はスッキリでたまたま地域予選の特集を観たのが始まりなのですが、元々才能発掘系のコンテンツが大好物だったこともあり、すっかりハマってしまい今までずっと追いかけています。そして毎週泣かされています。
　ここからは私の泣きポイントを紹介したいと思います。

■メンバーの成長に驚き
　地区予選から東京合宿を経て、韓国合宿に参加している13名はいわば選ばれしメンバー。にもかかわらず課されるミッションの度に努力を重ね、さらなる成長を見せてくれます。
　全く分からなかった韓国語の歌を難なく歌えるようになったり、さらには韓国語のRAPすらこなしてしまうようになる驚き。
　素人目にはもう十分うまいやん、というダンススキルも、力強くしなやかに色々な表現ができるようになっていく驚き。
　歌詞と振りつけを追いかけることで必死だったのにいつしか表情でも表現できるようになっていく驚き。
　え、めっちゃかっこいいんですけど。10代の女の子たちにキュンとさせられるアラサー。この子たちは一体どこまで化けるんだろうというワクワクが堪りません。

■挫折からの努力に感動　
　13人のメンバーはミッションごとに個人順位を付けられ、2回最下位になったメンバーはその時点で脱落です。
　メンバー全員が日々努力しみるみる成長していくので、元々歌やダンスを評価されていたメンバーも下位に順位をつけられたり、厳しい評価を受けてしまうこともあります。プロデューサーは常に個人の「成長」を見ています。
　そこで腐らずにより一層の努力を重ね、次のミッションでは指摘された部分を改善して、大きく成長した姿を見せてくれるともう「よくやったねえーーー」とまるで親のような気持ちで感激してしまいます。
　挫折と立ち直りを語る上で外せないメンバーがアカリです。東京合宿直前の長期入院により思うようなパフォーマンスが出来ず、韓国合宿最初のミッションでも揮わずに13位となってしまう。しかしポテンシャルはかなり評価されているメンバーです。私自身ここで脱落してほしくないと思っていました。
　すると次のチームミッションではチームを組んだ4人の中でもとてつもないオーラを放ち、しっかりとしたダンスと歌声を披露しました。集団の中で自然と目を惹くというのも才能です。パフォーマンスを見ていると自然とアカリに目を奪われてしまいました。
　そしてその後の個人順位発表では5位となり、アカリの才能がいよいよ開花した！と感じずにはいられませんでした。

■メンバー同士の絆に胸アツ　
　メンバーは全員デビューをかけて戦うライバル同士です。しかし親元を離れ韓国での共同生活をしながら、数々のミッションを互いに切磋琢磨しつつ共に乗り越える仲間でもあります。
　他のメンバーのパフォーマンスに心からの称賛を送る姿や、それぞれが得意な分野をメンバー同士でアドバイスしあったりする姿。青春ドラマを観ているような清々しさと微笑ましさがあります。自分以外のメンバーが高い評価を得て、涙するほど喜べる。なんて心の清いこと……。
　ここで特に推したいのはリクとマユカの友情です。東京合宿時から仲の良かった2人ですが、お互いが高評価を得た時の表情がもう堪りません。特にマユカは能力はあるのに自信がないと言われ続け、評価が低くされてしまうことが多かったのですが、ファイナルステージ直前のパフォーマンスでは見事覚醒。一皮も二皮も剥けたとんでもないパフォーマンスを魅せつけました。
　そしてプロデューサーから「今日一番歌がうまかったのは誰だと思う？」という問いに、ちらりと嬉しそうにマユカの方を見るリク。そして実際に過去最高の評価を得たマユカにに、自分のこと以上に感激し涙するリク。もうその表情につられずにはいられませんでした。

　ミッションはいよいよファイナルステージに突入しています。来週には最終デビューメンバーが発表される予定です。
　もうすっかり全メンバーが推しになってしまったので、誰が選ばれても嬉しいし、誰が脱落しても悲しい。

　だからきっと来週もまた泣くと思います。