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レッスン18:2020年、他人の価値観に惑わされるな、私

気づいたことがある。最近の私の「この仕事を通して世の中の何の役に立っているのか」という疑問の裏には、私が人生をかけて成し遂げたいことが隠れていて、今の仕事の状況では、それが私の未熟さゆえにできていない、ということ。そして、その思いを持ったまま今の仕事を続けることは、悪ではないということ。

思いが先行しがちな私は、自分の大事にしたい価値観と目の前の仕事に乖離があると、ものすごい罪悪感を感じがちだ。「こんな自分に生きている価値はない」と思うことだってしょっちゅうある。

ありたい姿とやっていることが重なっていなければ生きている価値はないと思っていた。他の人を見てはそう思わないのに、自分のことだけはいじめていた。それはフェアではない。頭では分かっているけれど、染み付いてしまった思考を調整していくのはけっこう難しい。


私は、ネットニュースの記者・編集者として働いている。日々新しいネタが生まれ、それを取材し広めたり、ブラック企業の体験談を書いたりすることには、「働く人たちの職場での雑談のネタを提供する」「辛い状況にいる人の溜飲を下げる」など、一定の役割があると思う。

でも、それだけでは私は嫌なのだ。もっと根本的に、職場をよくしたり、辛い状況を改善するための何かをしたいのだ。

そういう理由から、組織を大きくする仕事、特に企業法務やIR広報、社内広報に惹かれている。直接利益を稼ぐ仕事じゃないけれど、守りは最大の攻めになるし、特許取得の支援、裁判での主張など、攻めて会社を守ることも出来る。投資家の人たちに適切に情報を開示したり、その組織で働く人たちが会社に愛着を少しでも持ってもらえるような仕事をしたり、そんな風にして、働くことが楽しい人たちが、1人でも増えたらいいなと思う。

でも一方で、弁護士や福祉系の公務員、専門職のように、苦しいうちにある人を援助して、その人が健やかに生きていけるよう奔走する仕事にも興味がある。

この二つは相反するように見えるけれど、私の中では繋がっている。世の中に幸せを増やすための方向性が、組織に向いているか個人に向いているか、それだけの話。

今の仕事内容とはなかなか繋がらない分野に魅かれてしまっているけれど、幸いニュース編集者・記者の仕事は、取り上げたい分野を企画として提案することが出来る。そうしたら、今の仕事で感じている「誰の役にも立てていない」という罪悪感は、やりがいに変わるかもしれない。


上司や同僚が見ているかもしれない場でこんなことを書くのははばかられるが、そういった企画を立ててみても、仕事を頑張ってみても罪悪感がぬぐえなかったときのために、やりたいと興味がある仕事に関する勉強は今年1年、全部手を出してみようと思っている。全部が続くとは思っていない。でも、その中で残るものがあれば、それが私に合うもの、私の役割なのだと思う。ゆくゆく転職に繋がってしまうかもしれないが、これらの勉強は、私が自分の価値観を大事にして健康に生き、健康に記事を書くためのお守りののようなものだ。さっき、早速SPIの推論分野を解いてみた結果、早々に挫けそうになっているが、私は、安定して他人を幸せにできる力とその基盤が欲しい。だから、毎日はできなくても、ちょっとずつでも学びを(もちろん仕事も)続けたい。

高校や大学の同級生・後輩たちは、大企業に就職し、私より年収は数百万多く、結婚・出産している人もいる。お金やネームバリューに劣等感を感じることもある。でもそれは、本当に私が欲しかったものだろうか。

違う。

他人の価値観に惑わされるな、私。私が大切にしたいのは、自分の知的活動によって世の中に幸せを増やすことだ。大事にしたいものさえ忘れなければ、仕事もこの先もなんとかなる。大丈夫。

みなさま、2020年もよろしくお願いします。

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