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東京都高校入試、絶対必要知識4

こんにちは、kokosです。前回までで高校入試の内申の重要性はわかってもらえたと思います。では、実際に内申をよくするための具体的な行動を伝えていきます。

1.定期テストを分析する

まず敵を知りましょう。

  • 知識で得点がとれる問題【30%】

  • 処理が必要な問題【50%】

  • 思考力や表現力が問われる問題【20%】

※%は教科や中学校で異なります、目安です。

現在はこの3つに大別されます。自分はどこでどれだけ得点できているかを確認してください。そして、次の定期テストの目標点を決めてください。目標点は次の3つです。

内申「3」を取りたい人・・・65点
内申「4」を取りたい人・・・85点
内申「5」を取りたい人・・・95点

内申「4」を取りたい人は80点以上を取らなければです。そうなると、80点を目標にすると実は80点が取れません。人間は80点とればいいんだと考えてしまうからです。85点以上をとる計算で対策をしましょう。

では、実際には85点以上とるためには? 知識と処理は当たり前ですが100%、問題は思考力問題です。「思考力問題は無理なので捨てます」結構生徒たちに言われます。確かに思考力って、難しそうに見えます。

しかし!定期テストにはテスト範囲と指定の教材(ワークみたいなもの)があります。思考力問題もその中から出題されるわけで対策はできます。諦めずに必要な時間を思考力問題対策に割きましょう。

ここで、1つ。最近少しずつ目にするようになった定期テストの型を紹介しておきます。なにかというと「初見問題」を出す形です。これは厄介です。

テスト範囲が決まっていて対策をしました。
これでテストはばっちり!
と思ったら、初見の長文問題!!!
撃沈。

難しいわけではありません。単純に初見問題に慣れていないのです。これは対策しなくては。


2.自分の学習方法を見直す

小2の娘の学習を見ているとわかることが結構あります。小1や小2であればとりあえずやれば大丈夫です。雑な言い方ですが量も質もまだまだ高くないので、やってくれれば自然と身につきます。

しかし、中学生となると、そうはいきません。小学生と中学生で何が違うのでしょうか。最大の違いは「個々の学習能力に大きな差がついている」ということです。なので、個人個人で効果的な学習方法が大きく異なります。これをまず受け入れましょう。ここがスタート地点です。次に、今の自分の実力を「残酷なほど冷静に判断」します。

  1. 九九の6の段以降を淀みなく暗唱できる

  2. 台形の面積を絶対に間違えないで10問とける

  3. 売買損益の式を言葉でかける(利益とか仕入れ値とかですね)

  4. 小数を含む四則計算を絶対に間違えない

  5. 文章題を数直線や図を使った上で立式できる

  6. メートルとグラムの単位変換が完璧である

  7. □を求める計算(計算のルール・逆算)で間違えない

  8. 割合(1・10割・100%)

  9. 角度の問題で知識不足になることはない

  10. フリーハンドで図を描く癖がついている

算数だと、このような項目です。なんとなく、ではだめです。完璧な状態かどうかを判断してください。これらが100%状態で中1を始められる人と小数の計算が苦手な人では今から戦う定期テストへの対策方法は大きく違います。

自分の立ち位置を確認したら、次に「何を」「どれぐらい」「完成度・定着度」を決めます。これは立ち位置で変わります。絶対に立ち位置が異なる友だちの真似をしないでください。大ケガします。

ちょっと中途半端ですが、今回はここまで。次回はこの続きをお伝えします。

ではまた。

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